川越ってどんな街？風情が残る街並みと住みやすさが共存する街

川越駅に住みたいなって考えているんですが、どんな街か知りたいです。あと治安とか家賃相場も教えてください。

といった悩みにお答えします。

「川越」と聞くと、小江戸や観光地を思い浮かべるでしょう。

しかし、実は川越駅自体は風情のある街並みではなく、駅から少し歩いた場所にあるのです。

そして、川越駅は再開発により、大きく生まれ変わり20～30代の子育てファミリーが住みやすいと注目されている街なのです。

「どのように住みやすく、子育てしやすい街なのか？」

この記事では、川越駅の住みやすい魅力をご紹介します。

埼玉の住みやすい街は、以下でも詳しく解説しているので参考にしてみてください！

川越駅住みやすい理由

川越駅が住みやすい理由は３つです。

他の街にはない古き街並みが印象的な川越の、小江戸と呼ばれる理由とともにご紹介します。

都内まで約30分！川越駅の特徴

川越駅がある、川越市は埼玉県の南西部に位置し、人口は約35万人とさいたま市、川口市に次ぐ3番目に人口が多い街です。

江戸時代に城下町として栄えたことで、城跡、神社、寺院などの歴史的建造物が多く残っていることから、川越が「小江戸」と呼ばれる所以になっています。

歴史的な建造物は観光名所としても人気があり、観光地としても多くの人が集まる観光スポットとしても有名な街です。

交通アクセス

川越駅は川越市のほぼ中心に位置しており、JR川越線と東武鉄道の東上線が乗り入れています。

JR川越線は、さいたま市の大宮駅から埼玉県の日高市高麗川駅までを結ぶ線で、大宮駅からはJR埼京線と直接運転が行われています。

ですので、池袋や新宿方面へも乗り換えなしでアクセスが可能で通勤・通学に便利な路線です。

次に、東武東上線は東京都の池袋駅から埼玉県大里郡にある寄居駅までを結んでいる鉄道です。

東武東上線は和光駅から東京メトロ有楽町線、副都心線と相互直通運転を行っているので横浜方面まで幅広く足をのばすことが可能。

JR埼京線と東上線では、東上線の方が早く移動できる駅もあるのですが、座って通勤したい人はJR埼京線を利用することで始発を利用でき、ゆったり通勤・通学できるメリットがあります。

川越駅は、相互直通運転などが充実していることで新宿や池袋に乗り換えなしで行けるので交通アクセスは比較的いい方だといえるでしょう。

また、川越駅周辺には

があり、どちらの駅も10分ほどの距離にあるので、合わせて活用するとさらに交通アクセスがよくなります。

さらにバス路線は街中を網羅しており、東口に東武バス、西口に西武バス、川越シャトルが運行しています。

空港連絡バスや高速バスの停留所にもなっており、成田空港や羽田空港、東京ディズニーランド、富士急ハイランドまでバスで行くことができます。

治安

埼玉県警察によると、川越市の犯罪発生率は埼玉県の中でも真ん中あたりと発表しています。

観光地ということもあり、犯罪件数は周囲の駅に比べると多く感じますが、基本的な防犯対策をしておけば大きな犯罪に巻き込まれることはないでしょう。

特に繁華街がある駅周辺の夜道に気を付けましょう。

家賃相場

次に、川越駅と川越市の家賃相場を間取りごとに見ていきましょう。

新築、駅から徒歩1～5分の家賃相場で比べています。

川越市の中でも交通アクセス、商業施設の充実していることもあり家賃相場が高くなっています。

しかし、埼玉県の中でも人気のある浦和駅や大宮駅と比べると家賃相場は大幅に安く、利便性の良い駅で3LDK、10万円という家賃相場はとても手頃。

経済的にもゆとりのある暮らしを送れるといえるでしょう。

周辺駅との比較

続いて、川越駅周辺駅と家賃相場を比べてみましょう。

川越市駅は川越駅と近いことと、小江戸周辺ということもあり栄えた駅です。

ですので、川越駅と川越市駅の家賃相場に相違がないのは妥当だといえます。

その他の駅に関しては、駅周辺に目立った商業施設もなく静かな駅なので家賃相場が安くなります。

川越駅の新築・中古マンションの相場

川越の新築マンションの相場は、約70㎡で4,000万円台から6,000万円台です。

利便性が良くなったことで、川越の人気と共に相場が上昇傾向にあるようです。

中古マンションの場合、築年数5～20年の物件であれば3,000万円台で購入でき、築30年以上であれば3,000万円を下回るという価格の物件もあります。

築年数の古い物件でもリノベーションやリフォームを取り入れることで自分らしく、住みやすい家を手に入れることができるでしょう。

川越駅の買い物環境と子育て支援

川越駅は西口がメインに再開発が進み、行政施設が入る複合施設ができたことでより利便性がよくなっています。

またペデストリアンデッキが西口と東口両方に設置され、雨に濡れることなく、大通りをわたることができ移動もスムーズです。

子どもがいると移動も大変なので、デッキで大通りを渡れるのはたいへん助かります。

川越市の買い物環境と子育て支援についてご紹介します。

西口と東口の買い物環境

では、西口からご紹介します。

西口には、

などがあり、開業したばかりの施設が多いので、建物がきれいなのはもちろん、道路などもきれいに整備され街並み自体が整った印象です。

東口と比べても、落ち着きのある印象で、駅から少し歩くと住宅街に入っていきます。

西口から15分ほどの場所には、「ベルク川越新宿店」「ヤオコー川越店」「いなげや」などのスーパーがありドラックストアもあるので、家の近くで買い物を済ませたい人は西口に住むのがおすすめです。

次に東口には、

があり、西口に比べて賑わいがある印象です。

川越駅東口から出てすぐの場所にあるクレアモールは、川越市の中でも一番賑わっている商店街。

西武新宿線本川越駅まで北へ約1.2㎞続く商店街には、幅広いジャンルのお店が立ち並び、飲食店からコンビニエンスストア、衣類やスーパーまで生活に必要なものがすべて揃います。

チェーン店も多く、安心して利用できるお店ばかり。

川越駅周辺に住んでいる人の快適な生活を支えているといっても過言ではないでしょう。

また、スーパーは駅周辺に点在し、「成城石井ルミネ川越店」や「ニュークイック東武ストア川越マイン」があります。

川越駅周辺には、生活に困らない買い物環境が十分に揃っているといえます。

川越市の子育て支援

川越市では、子育てファミリー世帯への経済的負担を減らすための支援があります。

また不妊治療に悩む夫婦のための不妊治療支援事業も充実しています。

川越市3キュー子育てチケット

川越市では、第3子以降の子どもが生まれた世帯に子育て支援サービスなどに活用できるチケットを配布しています。

配布されるチケットの金額は

計80,000円分のチケットが配布されます。

家事ヘルパーや一時預かり、ふれあいイベントなど多くのサービスで利用できる子育てチケットは、子どもがたくさんいるファミリーにうれしいサービス。

一時預かりを利用して、ひとり時間を作ってリフレッシュするのもおすすめです。

不妊・不育症などの検査の助成

精神的な負担だけではなく、経済的に負担の大きい不妊治療。

川越市では、

など、不妊・不育症の検査に対しても助成をしてくれる制度が整っています。

「子どもが欲しい」と悩んでいる夫婦にやさしい街といえるでしょう。

川越駅の家族で楽しめるおでかけスポットとお祭り

川越と言えば蔵つくりの街並み「小江戸」。

川越駅の東口にあるクレアモールを抜けた本川越駅近くになると、昔ながらの街並みを楽しめる観光スポットに入ります。

蔵つくりの街並み以外にも、周辺は神社なども多くあり、休みの日に散策ついでに歴史の勉強なんかもできます。

身近な場所で歴史的建造物に触れられると感性も磨かれそうです。

川越駅の家族で楽しめるおでかけスポットとおまつり

またお祭りなどのイベントは、子どもの記憶に残ります。

家族との思い出をたくさん残せるのも川越に暮らす大きな魅力でしょう。

川越まつり

毎年10月の第3日曜日とその前日に行われる「川越まつり」は、絢爛豪華な山車が蔵つくりの街並みを引っ張って進み、何台もの山車がすれ違うなどスケールの大きなおまつりです。

出店もたくさんでる川越まつりは、見物客も多く川越市が1年で一番賑やかになるおまつりです。

慶安元年に始まった川越まつりは370年もの歴史あるおまつりで、城下町の繁栄を担った川越の人々は、時代を超えてまつりを発展させてきたといわれています。

川越百万灯夏まつり

「川越百万灯夏まつり」は、嘉永3年が起源といわれています。

1850年に逝去した川越藩の越前松平家八代当主・松平斉典を偲ぶために新盆に切子灯籠を玄関に掲げたのがはじまりです。

中断される時期もありましたが、由緒ある行事を残すべく昭和32年に復活し、昭和57年に「川越百万灯夏まつり」と改められ、市民参加型のおまつりとして生まれ変わり夏の風物詩として開催されるようになりました。

「川越百万灯夏まつり」は毎年7月の最終土曜日と日曜日に開催され、パレードやみこの大行進など各催しが開催されます。

夕暮れ時から辺りが暗くなる夜にかけて、街中を色とりどりの提灯が光を放つ姿はとても幻想的でずっと見ていたくなる光景は子どもにとっても素敵な思い出になるでしょう。

川越は記憶に残る街

川越駅の住みやすさをご紹介しました。

川越駅は、池袋駅まで約33分というアクセスの良さ。

また、始発駅ということもあり、座って通勤・通学が可能です。

駅周辺は再開発により大きく変化し、利便性がよく、街並みも綺麗になっています。

しかし、小江戸川越と呼ばれる昔ながらの風情が残る街並みは今もなお健在で、観光スポットとしても多くの人が訪れています。

蔵作りの街並みや、幻想的なお祭りの風景は大人になっても忘れることはないでしょう。

川越駅は、家族との思い出をたくさん作りたいファミリーにおすすめの駅です。

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この記事を書いた人

hitomin.to

30代女性

元アパレル販売員。妊娠を機にたくさんの洋服に溢れた生活から卒業するため断捨離に目覚めました。
現在は「必要なもの・長く使えるものだけ」、たまに「心ときめくもの」を吟味して買い物をする日々を送っています。
また、サスティナブルな洋服を作っているブランドとの出会いで「サスティナブル」「エシカル」に興味津々。
自分にできる事を模索中です。