といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- 中央区の魅力と子育て環境のリアル
- 中央区の子育て支援
- 中央区ならでは!都会の遊び場は百貨店にある
中央区は、銀座や日本橋など日本有数のショッピングエリアとして有名。また、周辺は東京や新橋・有楽町など都内屈指のオフィス街です。
その一方で、月島や人形町など下町情緒という昔ながらの街並みが混在するエリアです。
また再開発により勝どきや晴海周辺は大規模なマンションが立ち並び、さまざまな側面を持っている魅力的な街です。
そんないろんな表情を見せる中央区の都会の子育て事情を紹介します。
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中央区の魅力と子育て環境のリアル
中央区は、東京23区の中央部に位置し、千代田区、港区、台東区、墨田区、江東区に隣接し、千代田区、港区とともに都心3区と呼ばれています。
区内には隅田川や神田川が流れ、月島、勝どき、晴海は東京湾(ウォーターフロント)に面していることもあり、都会にいながら自然の風を感じることができます。
臨海部の月島、勝どき、晴海周辺は再開発により大規模な高層マンションが建設され、子育てファミリーの流入が増えているエリアです。
区内は、低層住宅や一戸建ては少なく、マンションや団地など集合住宅が大半を占めています。
中央区の利便性の良さははさすが!
中央区は、JRは2路線と少ないものの、東京メトロや都営地下鉄が充実しており、駅同士が近いので徒歩で別の沿線の利用が可能です。
- JR総武線・京葉線
- 東京メトロ銀座線・日比谷線・丸の内線。東西線・有楽町・半蔵門線
- 都営浅草線・新宿線・大江戸線
都内に限らず、県外への移動もしやすく通勤・通学だけでなくレジャーや旅行にも行きやすい街といえます。
今もなお残る下町情緒
中央区は、江戸時代から町人文化や経済・金融が栄え、現在も銀座や日本橋には江戸時代から続く老舗店が多く残り、その名残を感じさせる街です。
人形町の始まりは、江戸歌舞伎。
人形浄瑠璃や見世物小屋や曲芸など、多くの小屋が立ち並び、その伝統はいまなお受け継がれています。
また、人形町はグルメの街として知られており、100年以上続く老舗の飲食店が多く残っています。
さらに、水天狗を代表する神社やお寺など観光スポットとして多くの人が訪れます。
中央区の治安と安心エリア
日本有数の繁華街ということもあり、中央区全体的の犯罪件数をみると多いように感じます。
中央警察署の発表のデータによると、過去5年の犯罪件数もこの1年で大きく伸びているようです。
しかし、内容を確認してみると、侵入窃盗犯や非侵入窃盗(自転車などの盗難)は減少しており、その半数が中央区八重洲に集中している詐欺だということがわかりました。
ですので、中央区の治安は住宅街であれば基本的な防犯対策をしていけば問題なく暮らせる街だといえます。
待機児童は現状維持の傾向と保育料による恩恵
待機児童ゼロを実現している自治体がある中で、中央区は現在もなお待機児童数が減少しない中央区。
その理由に、保育士配置基準と保育園場所の確保が難しいことがあります。
国の基準によると、「1歳児の子ども6人に保育士が1人」としているところを、中央区では、「子ども5人に保育士1人」という国の基準を上回っていることで、必要な保育士の人数が変わってきます。
また、商業施設のビルやオフィスが立ち並ぶがゆえ、保育所を作る土地に余裕がないことも待機児童が減少しない理由といえます。
しかし、財政が安定している傾向にある中央区では他の区に比べると保育料が安く設定されています。
保育所に入園できるとこの恩恵を受けられることも中央区の魅力のひとつです。
都会の公園事情
ビルが立ち並ぶ中央区は、他の区に比べると公園が多い街とはいえません。
しかし、公園以外に遊ぶ場所や緑を感じられるスポットがあるので、以下の章で紹介します。
中央区の子育て支援
中央区は他の区と比べて、待機児童問題が解消していなかったり、公園が少ないという点をカバーできる子育て支援が充実しています。
特に乳児への支援が手厚く、経済的支援だけでなく働くママに配慮した支援もあります。
新生児誕生祝品の支給
新しい区民の誕生と、家庭の経済的負担の軽減のために、中央区では区内共通買物券・食事券(3万円分)と、現在は追加支援としてさらに2万円分をプラスし、計5万円分の買い物・食事券が贈呈されています。
申請期限は子どもが1歳になる前日までなので忘れないよう申請しましょう。
出産支援祝品(タクシー利用券)
妊娠中、健診や通院で参加に行くための経済的支援のために、タクシー利用券が贈呈されます。
妊娠中の重い体での通院は大変なもの。
タクシーが利用できることで身体的にも助かります。
子育て交流サロン「赤ちゃん天国」
中央区内に7カ所ある児童館で実施されている「赤ちゃん天国」は、ママと子どもが気軽に遊びに行ける「ひろば」です。
ママ同士で交流したり、育児の悩みを相談できる場を提供しています。
働く女性のためのプレママ教室
平日にママ学級が行われることが多いのですが、中央区では平日に働く女性のために土曜日もプレママ教室をしています。
内容は、
- 働くママのマタニティライフ
- 赤ちゃんのお風呂の入れ方
です。
子どもの居場所(プレディ)
「プレディ」とは、子どもが安全に過ごせる「子どもの居場所」です。
放課後や土曜日などに子どもが遊び(Play)、学べる(Study)施設です。
プレディには、見守りの指導員と地域のサポーター(ボランティア)がいるので安全に過ごすことができ、自由に過ごすことができます。
運動や読書、自習をするほか、体験教室や工作、スポーツなどの各種教室の参加も可能です。
学童クラブと違い、「地域ぐるみの子育てを!」という趣旨のもと、サポーターを通して地域の大人と交流することができます。
待機児童向け支援
居宅訪問型保育事業(待機児童向け)は、待機児童が多い中央区が認可保育園の入園が待機となった子どもを対象にした支援です。
対象となるのが、
- 0歳児~2歳児クラスの子ども
- 申し込み希望園が2園以上
- 自宅で保育環境を整えられる方
です。
保育の資格をもつスタッフがローテーションを組み、自宅で1:1の保育をします。
保育料は認可保育園と同額で、保育時間は8時間です。
延長保育も可能です。
保育園に入れなかった場合でも、居宅訪問型保育事業を受けられるのは、働くパパママには助かる支援ですね。
中央区ならでは!都会の遊び場は百貨店の上にある
公園が少ない中央区の商業施設や百貨店の屋上は、緑あふれる憩いの場になっています。
開放感のある屋上は、子どもが楽しめるだけでなく大人も一息つける、そんな空間になっています。
GINZA SIX GINZA SIX ガーデン
GINZA SIXの13階にある「GINZA SIX ガーデン」は、銀座最大の広さを誇る屋上庭園です。
その広さは、約4,000平方メートルあり丁寧に手入れされた芝生が広がっています。
屋上スペースはガラス張りになっており、ベンチに座って銀座の景色を楽しんだり、子どもと一緒にランチをすることも可能です。
日本橋三越本店本館 屋上 日本橋庭園
日本橋三越本店本館の8階にある「日本橋庭園」は、芝生の上にシートを敷いて、ピクニックを楽しめる空間になっています。
庭園内には、芝生以外に水辺や森といった自然を感じられる憩いの場になっており、日本の四季を感じられ、都心にいることを忘れてしまう空間です。
松屋銀座
松屋銀座の9階には、傘付きのテーブルとチェアがある休憩スペースがあります。
自由にくつろげるスペースはランチにぴったり。傘があるので日差しも気になりません。
屋上の一角には「小さな菜園」として、季節ごとの野菜が育てられています。
また、銀座の街を守り続けている「龍光不動尊」があり、少し厳粛な雰囲気もあります。
また、8階にもMGテラスというスペースが設けられており、テーブルや椅子が設置されています。
広さはないですが、穴場スポットでおすすめです。
銀座三越 テラスガーデン
銀座三越の9階にあるテラスガーデンは、出世地蔵がまつられていることでパワースポットとしても有名な場所です。
自由に休憩でき、芝生はもちろん、テーブルや椅子もあるのでゆっくり過ごすことができます。
季節の花が植えられえている広々とした空間は銀座とは思えません。
また、9階は授乳室やおむつ替え室が近くにあるので、赤ちゃん連れファミリーが安心して利用できます。
まとめ
中央区は、数多くの商業施設が立ち並び、買い物や華やかな生活が好きな人にぴったりの街です。
街中では、下町情緒が残り江戸時代から続く伝統芸能に触れる場所もあります。
子どもが小さい頃は公園は少なく、物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、利便性がよく通勤や通学に適している街なので、将来のことを考え長く住み続けることを考えると、子育てに向いている街だといえます。
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この記事を書いた人
元アパレル販売員。妊娠を機にたくさんの洋服に溢れた生活から卒業するため断捨離に目覚めました。
現在は「必要なもの・長く使えるものだけ」、たまに「心ときめくもの」を吟味して買い物をする日々を送っています。
また、サスティナブルな洋服を作っているブランドとの出会いで「サスティナブル」「エシカル」に興味津々。
自分にできる事を模索中です。
hitomin.to
30代女性