
といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- ファミリー向けのおすすめの街とは
- 家族で暮らす上で押さえておきたいポイント
- 人気の街の家賃相場
- 街や物件の選び方のポイント
東京都には、23区をはじめとして多くの居住エリアがあります。
場所によっては、オフィス街と居住区が混在している街もあるなど、世界的に見ても東京の街並みは様々なものが入り混じった場所と言えます。
本記事では、そんな東京都で子育てをしながら暮らす場合にあらかじめ知っておきたい、子育てがしやすいと言われて人気を集めている街についてご紹介します。
なぜ子育てがしやすいのかと言う理由や、子育てに必要な要件なども併せてご紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
目次
東京で子育てがしやすい街の特徴とは
まずは、東京で子育てをするために必要不可欠である条件についてご紹介していきます。
東京都内で暮らす際、子供を育てるのはとても大変ですが、以下のポイントを押さえている街であれば、子育てがしやすく、親子ともども快適に暮らすことができるでしょう。
学校関係が整っている
東京都内で子育てをする場合、まずはあらかじめ学校関係についてよく調べ、家族内でしっかりと相談を重ねていくことが大切です。幼稚園や保育園に入園するのはとても難しく、場合によってはこのころから受験をしなければ入れない場合もあります。
また、一貫校でストレートに進学していくなど、多くのプランが存在します。自分の子供には将来的にどうなってほしいのか、そのためにはどういう学校に入れるべきなのかについて明確な計画を立てておくことで、スムーズに学校選びをすることができるでしょう。その場合は、まず保育園などの段階から通いやすい場所に住むことが大切です。
東京都内は徒歩でも隣駅まで行くことができたりとあまり距離が離れていない場所も多いので、そう言った場所に住むことで送迎も楽にすることができます。年齢が進んでいけば公共の交通機関を利用して通学することもあります。
以下では、公共の交通機関を利用する可能性がある場合の必要性について紹介していきます。
交通の便がいい
子育てを円滑に進めるためには、住んでいる地域の交通状況をしっかりとチェックすることも大切です。住んでから不便だと感じては失敗したと思ってしまいます。住む前に、一度住むことを検討している場所から目的地や都心まで移動するなど、シミュレーションをすることが必要でしょう。
子育てが順調に進んでいくと、子供が一人で電車やバスを活用して移動することも増えてきます。その事をあらかじめ考えながら計画を立てていくことをおすすめします。
交通の便に関しては、できれば2つ以上路線が走っている場所や、路線が一本だったとしても、バスなどの交通網が整っている場所であるかが大切です。路線を細かく確認しておきましょう。また、都心までの乗り換え回数や掛かる時間もチェックしておくと、後々役立ちます。
治安問題
子育てで一番大切と言っても過言ではないのが、暮らす地域や街の治安です。インターネットで調べると、過去3年くらいの犯罪発生率やおおよその犯罪内容を見ることができます。それ以上詳しく調べたい場合は、不動産屋に問い合わせてみたり、近くの交番に訊ねていきましょう。
治安が良い場所は、小さな犯罪が起こる可能性はあるものの、事件性があったり凶悪な犯罪が発生したことが過去三年で見られない場合が多いです。その結果が絶対ではありませんが、一つの指標として考えることができます。
東京で子育てを快適にできる街を紹介
ここからは、東京で快適に子育てができるおすすめの街についてご紹介します。
いくつかのポイントごとにおすすめの街を紹介していきます。
各家庭が一番大切だと思っているポイントがあればぜひ参考にしてください。
学校にも通いやすく住みやすい街
江戸川区
公園も沢山あり、子供向けの施設や学校、図書館も多く存在しています。
そのため、子供が伸び伸びと学びながら生活できる環境が整っていると言えます。
そんな江戸川区の家賃相場は以下になります。
- 2LDK~ / 10.6万円
- 3LDK~ / 12.7万円
となっており、比較的都内でも暮らしやすい家賃相場なのも魅力の一つです。
広場や公園が多く点在しているので、どこで暮らしてものびのびと遊べる公園を見つけることができるでしょう。また、交通の便も非常に整えられているので、子供が大きくなって他の街の学校に通う場合でもスムーズに移動することができます。
江戸川区の中でも特におすすめなのが「小岩駅」周辺です。小岩駅周辺では、現在2028年完成を目指した再開発が進められています。再開発が終わると物価も上がっていくので、今が狙い時と言ってよいでしょう。
また、江戸川区は23区内での犯罪件数は第6位となっていますが、江戸川区公式ページの区内犯罪発生状況より令和元年の犯罪発生件数は平成12年と比べると75%減となっております。犯罪発生件数が年々減少傾向にあるため、住みやすさが日々良くなっているといった点が高評価となっています。
それだけでなく、子供を育てる家庭に嬉しい補助が充実しているので、若い両親であっても安心して子育てに邁進することができます。前述したように、家賃相場は他の地域に比べて安い傾向にあるため、家族連れでも暮らしやすい賃貸も多く存在しているので、安心して借りる事ができます。
文京区
東京23区の中でも特に教育に力を入れている地域として人気を集めています。また、子供が安心して通いつづけられる理由の一つに、非常に安定した治安の良さがあります。
文京区には、東京大学をはじめとしてお茶の水大学、東京医科歯科大学などの国内有数の大学があります。学問の街として、安心して勉学にはげめる環境、さらには快適に暮らし続けられる伸びやかかつ、緑があふれた街並みも魅力です。
そんな魅力的な文京区の家賃相場をご紹介します。
- 2LDK~ / 18.9万円
- 3LDK~ / 27.0万円
このように、文京区の家賃相場は名門校も多くブランド的にも人気を集めているため、少々高い印象があります。
しかし、家賃相場が高いということはそれほど環境が整えられているという証拠でもあります。気になった方は、ぜひ一度不動産情報をチェックしてみましょう。
また、文京区内で特におすすめの街は、本郷三丁目付近です。本郷三丁目には、東京メトロ丸の内線と、都営大江戸線が路線を通しています。教育水準も高いだけでなく、交通の便もしっかりと整えられています。
将来的に私立や国立中学の受験をする傾向に高い場所なので、もし文京区以外の学校に通うとなっても、交通面で心配がいらないのは非常に魅力的と言えるでしょう。
治安が良くのびのび暮らせる街
世田谷区
都心へのアクセスが良いだけでなく、程よく自然にあふれている世田谷区は、多くの人に憧れを抱かれている街の一つです。
小さな子供でも安心して暮らせる理由の一つに、世田谷区は非常に治安が整っているというものがあります。
加えて教育熱心な家庭も多いため、時には協力したり補助を受けながら快適に子育てをすることができるでしょう。
しかし、世田谷区は待機児童率が高いため、その点のみ注意が必要です。
以下では、世田谷区の家賃相場をご紹介します。
- 2LDK~ / 15.3万円
- 3LDK~ / 20.7万円
駅前を中心にスーパーや商業施設も充実しており、飲食店に困ることもありません。
また、駒沢公園など大きい公園も多く、病院関係も充実している世田谷区は、他の地区からの移住希望者も多く、非常に人気のエリアとなっています。
そのため、人気も倍率もとても高いのが特徴です。
家賃相場は高い傾向にありますが、その分満足できる環境で子育てをすることができるでしょう。
世田谷区で子育てに特におすすめの街は、二子玉川です。
家賃相場は14.9万円~19.1万円と、世田谷区のなかでも低い方にあたりますが、大きな商業施設や買い物ができる環境が豊富で、のびやかに子育てをすることができます。
二子玉川には東急大井町線と、東急田園都市線が通っており、都心へのアクセスも非常に楽にすることができます。
治安も良く、近年特に人気を集めているスポットなので、ぜひチェックしてみてください。
家賃相場も高くなく快適に暮らせる街
杉並区
家賃相場も非常に低い方で、図書館・児童館などの施設が充実しているため子育ての環境に適していると言われているのが、杉並区です。
区として子育て支援にも非常に力を入れているので、子育て応援券といった独自のサービスを展開しているのが最大の特徴です。
待機児童率も非常に低い傾向にある場所なので、安心して幼児の頃から育児をすることができるでしょう。
杉並区の家賃相場
- 2LDK~ / 14.1万円
- 3LDK~ / 18.1万円
世田谷区や江戸川区に比べても非常に暮らしやすいと思える家賃相場なのが安心です。
杉並区では、JR中央線や総武線、東京メトロ丸の内線が通っているので、都内の人気公立校や他の地域にも行きやすいのが特徴です。
場合によっては0歳からの教育プログラムを受けることもできるので、子育て環境に適している場所であることがうかがえます。
また、その事から、ファミリー向けの家賃相場も低く、賃貸物件も充実している傾向にあります。
杉並区で人気なのが、西荻窪駅です。
中央線と総武線が乗り合わせているので、交通の便が非常に充実しています。小学校のレベルも非常に高く、中学受験も視野に入れた勉強の環境を小学生のころから整えてくれているので、中学受験を検討している家庭でも安心して通わせることができるでしょう。
東京の家族連れ向けの街の家賃相場比較
東京には様々な街が存在していますが、文京区や杉並区、世田谷区などは特に教育に力を入れている区だということをご紹介しました。
ここからは、東京の家族連れ向けの区や街の家賃相場を詳しく解説していきます。
評価点 | 2LDK-3DK | 3LDK-4DK | |
江戸川区 | 4.65 | 10.6万円 | 12.7万円 |
文京区 | 4.57 | 18.9万円 | 27.0万円 |
世田谷区 | 4.49 | 15.3万円 | 20.7万円 |
杉並区 | 4.39 | 14.1万円 | 18.1万円 |
練馬区 | 4.34 | 11.0万円 | 13.1万円 |
大田区 | 4.26 | 13.5万円 | 17.8万円 |
品川区 | 4.15 | 19.5万円 | 26.6万円 |
府中市 | 4.15 | 10.1万円 | 12.4万円 |
調布市 | 4.05 | 11.2万円 | 14.4万円 |
江東区 | 4.03 | 17.3万円 | 19.7万円 |
東京都相場 | 12.8万円 | 17.2万円 |
東京都の相場と照らし合せてみると、江戸川区や練馬区、府中市などは比較的家賃相場が低い傾向にあります。
しかし公園や緑も多く、子育て環境に適している傾向にあるのでとても人気を集めています。
また、世田谷区や文京区は家賃相場が比較的高い傾向にありますが、非常に教育に力を入れているということもあり、補助や教育へのサポート環境が完備されている暮らしやすさを感じることができるでしょう。
それぞれ利点が多く存在しているので、家族と相談して暮らしやすい方を選択するのがおすすめです。
家賃相場だけが決め手ではない
家賃相場が低ければ、それ以外の部分にお金を利用することもできるため、無理のない範囲で利用することがとても大切です。しかし、家賃相場が高いということは、単にブランド力があるだけではありません。それ相応の補助などを受けることができるという点では、無視できない場合もあります。
例えば、都内では教育や育児に関して力を入れている区は非常に多く、小さいころから受験が身近にあるような環境も多く存在しています。幼稚園受験から考えている親にとって、そう言った設備などは非常に重要です。家賃相場が高い世田谷区などは、特に教育熱心な親も多く、区を上げてそう言った補助やサポートが充実しています。
そのため、教育に力を入れたいと考えている家庭が暮らしやすい環境が整えられているでしょう。金銭的な補助を受けることもできるので、家賃がかさむ場合でもある程度カバーすることも可能です。
東京にも暮らしやすい街はある
東京は一人暮らし向けの場所が多く、家族連れには向かないと考えている人も多いです。
しかし、近年学力に力を入れている区は非常に多く、また、都内でも公園や緑あふれる場所がある区も存在しているので、子供が暮らしやすい街は多数あります。都心だけでなく、少し離れた郊外でも、暮らしやすい環境が完備された町は多いです。
都内で子育てを検討している方は、家賃相場だけでなく、その区が教育にどう力を入れているかをチェックする事をおすすめします。家族全員が暮らしやすい街を見つけ、快適に暮らしてみましょう。
コロナ禍では会わない物件探しを推奨
イエプラの3つの特徴
- 全部チャットで完結
- 毎日深夜0時まで営業
- 未公開物件も多数紹介
また、大手不動産サイトで問題となっている、集客用の「おとり物件」は一切ありません。
「コロナで会うのが怖い。」「なかなか良い物件が決まらない。」「夜遅くじゃないと時間が取れない。」そんなお悩みをお持ちのお客様にはイエプラがおすすめです。
この記事を書いた人
資格:宅建・FP2級・通関士・総合旅行業務取扱管理者
大学生の時に一人旅に目覚め、海外50か国以上を訪れました。その経験を武器に新卒で旅行会社に入社しましたが、入社数年で倒産という憂き目にあってしまいます。悔しさをバネに宅建・通関士・FP資格を無職期間の4年でゲット!現在は不動産会社の窓口勤務ですが、コロナ渦で週休4日ペースが続いているため、新しい資格取得に向けて日々奮闘中です。趣味はペット。特技は英会話。
清水みちよ
30代女性