といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- 板橋区の子育てしやすいランキング3位の理由と住みやすさ
- 板橋区の充実した乳児の支援
- 板橋区の自然と触れあえる環境を紹介
ランドマーク的なものがない板橋区に「なにがあるの?」とイメージが湧かない人も多いのではないでしょうか。
しかし、都会過ぎない板橋区の魅力は、自然が多く残り、落ち着いた雰囲気の中リラックスした環境で子育てができることです。
子育てファミリーが気になる、板橋区の住みやすさと子育て支援を紹介します。
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板橋区の子育てしやすいランキング3位の理由と住みやすさ
板橋区は、東京の北西部に位置し、区内には荒川・新河岸川・石神井川が流れています。
板橋区は東京23区で5番目に小さい区でありながら、人口は約57万人と多く、人口密度が高い街です。
板橋区内には都営住宅や集合住宅が多く、点在し、都内有数の住宅団地「高島平団地」があることでも有名です。
現在「選ばれるまち」を目指して、「魅力創造発信都市」と「安心・安全環境都市」に力を入れ板橋区の魅力を発信しています。
また、区内には100もの商店街があり、長年愛されているお店がたくさんあります。
自然の多さや普段の買い物のしやすさなど、安心して暮らせる街としてバランスがとれています。
主要駅へのアクセスのしやすさ
板橋区内には、
- JR埼京線
- 都営三田線
- 東京メトロ有楽町線
- 東京メトロ副都心線
- 西武有楽町線
- 東武東上線
が乗り入れており、池袋や新宿・渋谷・有楽町など主要駅には乗り換えなしで行くことができアクセスの良い街です。
都内だけでなく、埼玉方面にもアクセスがしやすいので、レジャーなど遠出をするのが多いファミリーにおすすめです。
また、主要な駅を結ぶバス路線も充実しているので、移動に困ることはないでしょう。
犯罪をなくそうという意識が高い街
板橋警察署のデータによると、板橋区の犯罪件数は大幅に減少傾向にあります。
商店街などでは自転車などの盗難が目立ち、住宅街では空き巣が多いようです。
日々の生活で自転車の鍵の施錠や、戸締りなどに気を付ければ防ぐことが可能でしょう。
また、板橋区では、安全で安心して暮らせるまち作りの為「いたばし生活安全都市宣言」を宣言し、地域一体で防犯意識を高める取り組みをおこない、犯罪をなくす意識が高めています。
待機児童ゼロまでもう少し
平成27年に378名いた待機児童は平成31年には108名まで減少、5年間で270名の待機児童を解消し、2021年(令和3年)の待機児童は36名と発表しています。
- 認可保育所…22カ所
- 小規模保育所…34カ所
- 事業所内保育所…5カ所
上記の増設、また既存の認可保育園の改修や民営化による定員数の増員を行ってきました。
板橋区の公園事情
板橋区内には、遊具だけでなく動物園が併設されていたり、農地のある公園など特色があ公園がたくさんあります。
自然が多く残る街であり、東京23区内でも比較的面積が大きな区だからこそ作れるのでしょう。
以下の章で詳しく紹介します。
板橋区の充実した乳児の支援
板橋区では、乳幼児に向けた支援が充実しており、初めての子育てに不安を抱えがちなパパママが安心して子育てができる環境です。
児童館をリニューアルして作られた子育て応援児童館など、乳児が遊べる施設も多いため、気軽に外に出かけられます。
何気ない会話ができる人がいる場所があることで、息抜きにもなります。
すくすくカード
「すくすくカード」は、妊娠中から使える子育て応援利用券で、妊娠届の提出の際に6枚配布されます。
主に、
- 育児支援
- 産後ケア
- ショートステイや一時保育
- スポーツクラブでの利用
- 産後のヨガや骨盤ケアーなどのプログラム
- 赤ちゃんカフェ・赤ちゃんひろば
など、幅広いサービスで利用できます。
有効期限は、子どもの2歳の誕生日前日まで。気になるサービスでお試しする使い方もおすすめです。
赤ちゃんの駅
「赤ちゃんの駅」は板橋区発祥の子育て支援の取り組みです。
板橋区内179施設に授乳やおむつ替えができる場所が提供されており、「パパママが気軽に外出ができるように」という思いで始まったサービスです。
実施施設は「どこナビいたばし」で確認することができます。
森のサロン
森のサロンは、東京家政大学 ヒューマンライフ支援センターが板橋区地域子育て支援から委託を受けて運営する、0~3歳を対象とした子育てひろばです。
親子が集い、子育てを楽しむ交流の遊び場として作られた森のサロンでは、さまざまなプログラムが実施されます。
あそびのひろばでは、大学の授業の一環として学生が参加することもあります。
森のサロンの子育てひろばは、予約不要で無料で参加でき、予約制の相談日やリフレッシュ保育などもしています。
また、土日に開催される「週末サロン」では、大人も子どもも体を使って遊べるアウトドアの遊びを提案してくれます。
お迎えサービス付き病児保育
保育園など施設に預けている間に体調不良になった子どもを、保護者の代わりに迎えに行き、医療機関で預かってくれるサービスです。
感染性の高い病気の場合は利用できませんが、急な熱などの場合ですぐに自宅に帰れないときに助かるサービスです。
しかし、お迎えは面識のない看護師が行います。ですので、子どもへのこころの負担があることを十分理解した上で利用する必要があるので注意が必要です。
子育て応援児童館CAP’S
板橋区には、児童館から小さな子供向けにリニューアルした子育て応援児童館が26館あります。
床や壁は木目で統一され、温かい雰囲気を大切にしたパパママのサポート施設になっています。
話しやすい雰囲気作りを大切にすることで、何気ない会話の中で子育ての不安を気軽に話せるように意識しているそうです。
平日は、
- 絵本の読み聞かせ
- ボールプール
- 体操
- 親子ヨガ
など遊んだり、学んだり、交流ができる場となっています。
板橋区の自然と触れあえる環境を紹介
板橋区には、自然と触れあえる場所が多くあり、子どもと一緒に大人も楽しめる施設があります。
他の区ではなかなか体験できない、農業体験ができる公園もありますよ。
赤塚植物園・都立赤塚公園・農業園
赤塚植物園は、本園・万葉・農業園の3つのエリアで構成されている大きな公園で、近くには美術館や郷土資料館・都立赤塚公園などがあり、自然の中で1日中過ごせる公園です。
敷地内には600種類を超える樹々や植物が植えられており、「自然の中でゆっくり過ごしたい」人にピッタリです。
農業園
「農業園」は、2020年(令和2年)に赤塚植物園に増設された、都会にある農園です。
- 子どもを対象に農業への興味や理解
- 農と触れ合える機会の提供
を目的として誕生しました。
この園では、区立保育園・小学校などに通う子供たちが、野菜や花が育っていく様子を観察したり、収穫したりすることができます。
また、収穫だけなく、収穫した野菜を調理することで食育も学べます。
普段見ることのない野菜の育つ様子に、野菜が苦手な子でも興味を持つきっかけになるのではないでしょうか。
こども動物園
2020年(令和2年)にリニューアルオープンした「こども動物園」は幅広い世代が楽しめる公園です。
1975年にオープンした「こども動物園」は、長年区民に愛されている動物園です。
園では、ポニーに乗ったり、モルモットをだっこしたり、ヤギが草屋根にのぼっている様子を見たりできます。
また、年間通してイベントが開催されているので、親子で楽しめます。
休憩スペースが充実しているので、乳幼児が一緒でも家族全員で遊びに行けます。
板橋区立熱帯環境植物館
東南アジアの熱帯雨林の再現や、ミニ水族館、4つの植生ゾーンなど、見ごたえ十分の植物館です。
地下1階から地上2階までの吹き抜けとなっている空間は、解放感があり海に見立てた水族館から始まる館内は、ジャングルを登っていくような気分を味わえます。
また、展示ブースでは熱帯や地球環境をテーマにした展示やイベントを行っており、楽しみながら学べます。
まとめ
板橋区は、派手な商業施設はありませんが、庶民的で落ち着いた雰囲気が魅力の街です。
緑が多く、自然がいっぱいの公園は子どもにとって最高の遊び場です。
また、動物園や植物園に小さいころから通うことで自然に興味を持つきっかけにもなるでしょう。
さらに、板橋区内でたくさん思い出を作ることがで、いくつになっても「思い出す場所」になるのではないでしょうか?
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この記事を書いた人
元アパレル販売員。妊娠を機にたくさんの洋服に溢れた生活から卒業するため断捨離に目覚めました。
現在は「必要なもの・長く使えるものだけ」、たまに「心ときめくもの」を吟味して買い物をする日々を送っています。
また、サスティナブルな洋服を作っているブランドとの出会いで「サスティナブル」「エシカル」に興味津々。
自分にできる事を模索中です。
hitomin.to
30代女性