といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- 練馬区の魅力と子育てしやすい理由
- 練馬区の独自の子育て支援
- いつでも頼れる!安心できる居場所作りの場が充実
練馬区といえば、「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」を代表する日本アニメの発祥の地として有名ですが、「それ以外になにがあるの?」とイメージが湧かない人も多いのではないでしょうか。
目立つ商業施設はないものの、アクセスの良さと広大な公園や農地などの自然に触れる場所があるので、「のんびり暮らしたい」「のびのび子育てをしたい」と考えている人におすすめの街です。
「都会でもない」「田舎でもない」ちょうどいい場所にある練馬区の、気になる子育て環境を紹介します。
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練馬区の魅力と子育てしやすい理由
練馬区は、東京23区の北西に位置する場所にあり、豊島区。
杉並区、中野区板橋区と隣接しておあり、人口は約70万人で、東京23区の中で2番目に多い区です。
また、練馬区は、日本のカラー長編アニメの発祥の地で、テレビアニメ「鉄腕アトム」の製作をした日本アニメ産業の礎となった場所でもあります。
手塚治虫や石ノ森章太郎など昭和を代表する漫画家が住んでハイツがあったり、仕事場を構えていたことも有名です。
練馬区には、ランドマークになるような派手な施設はありませんが、普段の買い物がしやすく、駅から少し離れると閑静な住宅街に入るので、暮らしやすい街と言えます。
利便性の良さ
練馬区内には、
- 東京メトロ大江戸線
- 東京メトロ有楽商戦
- 東京メトロ
- 西武池袋線
- 西武新宿線
- 東武東上線
の6つの路線が通っています。
新宿、池袋には乗り換えなしでアクセスでき、主要な駅にも乗り換え1回で行ける利便性は練馬区の魅力的の1つといえます。
通勤・通学はもちろん、埼玉方面にもアクセスしやすくレジャーにも出かけやすい場所にあります。
練馬区の治安の良さ
警視庁が発表した令和2年のデータによると、練馬区の過去5年の犯罪総件数は減少傾向にあります。
特に侵入窃盗犯や、非侵入窃盗犯が大幅に減少しています。
他の区と比べると事件件数が少なく治安のよい街と言えます。
練馬区は、大きな商業施設がないことで犯罪件数も少なく、子育て世帯も安心して暮らすことができるでしょう。
待機児童ゼロの実現
平成26年から本格的に待機児童をゼロにするために行われたのが、「練馬こども園」の創立です。
新規整備と定員拡大を積極的に行うとともに、1歳児の受け皿として区の独自の取り組み「1歳児1年保育事業」を実施しました。
その結果、練馬区は2021年に待機児童ゼロを実現しました。
この取り組みにより練馬区は、平成26年から令和3年までの7年間で7,159人の定員増に成功しています。
公園の数は都内トップクラス
練馬区内には、大小合わせて公園が663カ所あり、その数は都内で1番の数を誇ります。
代表的な公園としては「東京都立石神井公園」と「光が丘公園」です。
東京都立石神井公園
東京都立石神井公園は、2つの大きな池を中心とした公園で、ボートに乗ったりアスレチックで遊んだりできます。
また、ソメイヨシノやヤマザクラなど約290本の桜が満開となる、花見の名所としても有名です。
光が丘公園
光が丘公園は、6ヘクタールに及ぶ広大な芝生の広場やバーベキュー広場、夏には噴水やウォータートンネルなど水遊びができる水景施設がある公園です。
美しいいちょう並木が印象的な公園は、春もお花見を楽しむ人で溢れます。
練馬区の独自の子育て支援
練馬区は、公園が多く、子育てしやすい環境が整っているだけでなく、独自の子育て支援も充実しています。
経済的支援だけではなく、精神的支援があることで安心して子育てをすることができます。
子育てスタート応援券
練馬区では、出産後の負担を減らすために「子育てスタート応援券」を発行しています。
応援券は子ども1人につき8枚で、
- 育児支援ヘルパー事業
- 助産師ケア事業
- 産科医療機関実施事業
- 子育て支援講座
- ファミリーサポート事業
- 乳児一時預かり事業
で利用できます。
有効期限は子どもが2歳になる月の末日までです。
出産直後は誰に何を相談すればわからず不安なものです。
頼れるサービスが明確になっていることで、気軽に活用できます。
第3子誕生祝金
練馬区では、3人目以降の子どもに対して「第3子誕生祝金」としてお祝い金が支給されます。
支給額は出生した子ども1人につき10万円です。
申請期限は出産してから1年以内です。
出産前に申請はできないので、忘れずに申請するようにしましょう。
すくすくアドバイザー
はじめての子育ては不安だらけで、「こんなこと相談してもいいのかな?」「どこに相談すればいいのかな?」と思うことがたくさんあります。
練馬区では、相談デスク、電話、メールでなんでも相談できる「すくすくアドバイザー」支援があります。
不安なことだけではなく、「遊び場を知りたい」や「子どもを預けたい」などの相談に対しても施設などを案内してくれます。
ねりっこクラブ
「ねりっこクラブ」は、小学生を対象に小学校を利用した放課後の子どもの居場所です。
実施校の児童が誰でも利用できるのが「ねりっこひろば」で、保育を必要とする児童(小学1年生から3年生)が利用できるのが「ねりっこ学童クラブ」です。
「ねりっこひろば」は利用日数などの制限はなく、自由に参加できるのが特徴で、実施日時は、
- 授業のある日…放課後から17時まで(冬季は16時30分まで)
- 授業のない日(夏休みなど)…9時から17時まで(冬季は16時30分まで)
- 授業のない土、日、祝、年末年始は休み
となっています。
クラブ内では、みんなと遊んだり宿題をしたり自由に過ごすことができます。
たいして「ねりっこ学童クラブ」は、保育料が月額5,500円かかります。
実施日時は、
- 月曜から土曜(日、祝、年末年始は休み)
- 授業のある日…放課後から18時まで
- 授業のない日…9時から18時まで(土曜は17時まで)
となっています。
低学年の子どもを放課後1人で過ごさせるのは不安なもの。
働くパパ・ママには嬉しい支援です。
いつでも頼れる!安心できる居場所作りの場が充実
経済的支援だけではなく、気軽に相談できる場所や預かりサービスが充実しているのも練馬区の特徴です。
初めての子育ての不安な気持ちを誰かに話すだけでも、気持ちはとても軽くなります。
なので、積極的に遊びに行きましょう。
乳幼児おやこ子育て広場「にこにこ」
子育てひろば「にこにこ」は、児童のいない午前中の学童クラブ室を利用した親子の交流の場です。
利用方法は、
- 個人利用…自由に遊んで他の親子と遊んだり情報交換
- グループ利用…予約制で部屋を貸し切りで使える
の2通りです。
利用対象はお0歳~3歳までの乳幼児とその保護者で利用料金は無料です。
練馬こどもカフェ
月に1~2回、平日1時間ほど開催される「練馬こどもカフェ」は、タリーズコーヒーやスターバックスでコーヒーを飲みながら子育ての相談ができるサービスです。
「練馬こどもカフェ」では、保護者同士の交流だけでなく、地域の幼稚園教諭や保育士、栄養士、看護師に育児の相談をすることが可能。
コーヒーを飲みながらリラックスした気持ちになると、いつもより本音で相談できるでしょう。
子育てのひろば「ぴよぴよ」
子育てひろば「ぴよぴよ」は、0歳から3歳までの乳幼児と保護者が気軽に立ち寄れる施設で、区立の子育てひろばとNPO法人などが運営している施設を合わせて26カ所で開設されています。
利用料は無料で、保育士などの有資格者が在籍しているので、子育て相談や普段の遊び方や接し方などを気軽に相談できます。
おひさまぴよぴよ
2015年に区内4カ所でスタートした「おひさまぴよぴよ」は、子育てひろば「ぴよぴよ」の屋外バージョンです。
練馬区の豊かな緑を活用して、公園にある木や草や土、自然と触れる遊び場を提供してくれます。
屋外で遊ぶことで、室内とは違う子ども同士の触れ合いや、子どもの心身の発達を促します。
また、屋外は心も開放的になるので、保護者同士も話しやすい環境になるでしょう。
まとめ
練馬区には、大きな商業施設やランドマークがありません。
そんな練馬区の魅力は、
- 都心や埼玉方面へのアクセスの良さ
- 普段の買い物のしやすさ
- 自然がたくさんある大きな公園
です。
閑静な住宅街は、都会の喧騒から離れのんびりと暮らせます。
練馬区は、自分のペースでゆっくり暮らしたい子育て世帯にお勧めの街です。
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この記事を書いた人
元アパレル販売員。妊娠を機にたくさんの洋服に溢れた生活から卒業するため断捨離に目覚めました。
現在は「必要なもの・長く使えるものだけ」、たまに「心ときめくもの」を吟味して買い物をする日々を送っています。
また、サスティナブルな洋服を作っているブランドとの出会いで「サスティナブル」「エシカル」に興味津々。
自分にできる事を模索中です。
hitomin.to
30代女性