マンション買取

マンション買取チラシが届いたけど問い合わせしていいの?仕組みや注意点をご紹介

マンション買取のチラシが届いたのですが、問い合わせしても大丈夫なのでしょうか?

といった悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 業者がマンション買取チラシを投函する仕組み
  • よくあるマンション買取チラシの宣伝文句
  • マンション買取チラシの記載ルール
  • マンション買取チラシの注意点

「マンションを高値で買い取ります!」といったチラシを目にした方もいるでしょう。

マンション買取チラシを見て、自分のマンションも高値で買い取ってもらえるなら…と買取を検討したくなるものですね。

しかし、マンション買取チラシをそのまま信用して、買取を決断するのはおすすめできません。

マンション買取チラシが信用できるかは、記載内容や宣伝文句・チラシを投函する仕組みを理解したうえで、慎重に判断することが大切です。

この記事では、マンション買取チラシの仕組みや注意点について分かりやすく解説します。

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業者がマンション買取チラシを投函する仕組み

業者がマンション買取チラシを投函する仕組み

自宅のポストに買取チラシが投函され経験がある方も珍しくないでしょう。

普段は煩わしいチラシでも、売却を検討しているときに目にすると「高額買取」などの謳い文句が魅力的に映るものです。

しかし、買取チラシを安易に信じるのはおすすめできません。

もちろんすべてのチラシが疑わしい訳ではありませんが、中には信頼性の低いチラシと言う場合もあります。

チラシの内容を鵜呑みにして買取を進めるのではなく、一度冷静になってチラシの内容を判断することが重要です。

とはいえ、買取チラシを作成するにも業者はコストを掛けているものです。

業者がなぜコストを掛けてまで買取チラシを投函するのか、まずはその仕組み(理由)を見てみましょう。

業者が買取チラシを投函する仕組み(理由)としては、以下のようなことが挙げられます。

  1. 業者はマンションを買い取って再販する
  2. 営業活動としてのチラシ投函
  3. 売りやすい物件ほど狙い目

業者はマンションを買い取って再販する

買取業者がマンションを買取する目的は、買い取ったマンションを再販して利益を得ることです。

買取ったマンションをリフォームやリノベーションして、再販することで利益を得るというのが基本的な買取の仕組みとなります。

再販するためには、そもそも物件が必要です。

物件を仕入れるために買取チラシを投函して、効率的に物件を増やす必要があるといえるでしょう。

営業活動としてのチラシ投函

チラシ投函は、買取業者にとって営業活動の一環です。

基本的にはチラシを投函したからと言って反応があることはごくわずかでしょう。

しかし、買取チラシを投函することで、マンション買取を視野に入れてもらうことや検討中の方に選んでもらうきっかけづくりになります。

「今どきチラシなんて」と思う方もいるでしょう。

数多くある買取業者の中から自分の会社を選んでもらうためにも、チラシは効率的な営業活動でもあるのです。

売りやすい物件ほど狙い目

人気のエリアや好立地・築年数の浅いなどと言ったマンションは人気が高く、買取業者にとって売りやすい物件でもあります。

売りやすい物件を確保すれば買取業者の利益につながりやすいため、チラシを投函して売主へアピールしたいという狙いもあるのです。

よくあるマンション買取チラシの宣伝文句

よくあるマンション買取チラシの宣伝文句

ここでは、買取チラシで代表的な宣伝文句について見ていきましょう。

魅力的な宣伝文句に惹かれてしまうものですが、その裏にある意図を理解しておくことが重要です。

代表的な宣伝文句として、次の3つが挙げられます。

  • マンションをお売りください!
  • ○○円で高価買取!
  • 即現金化可能

マンションをお売りください!

「お売りください!」「どんなマンションでも買い取ります!」といった謳ったチラシは代表的と言えます。

これらの宣伝文句は、少しでも可能性のある人に連絡を取ってもらうために入れるための文章といえるでしょう。

先述したように、買取業者にとってマンションは商品でもあります。

一つでも多くの商品を仕入れるためには、まずより多くの売主と出会う必要があるものです。

実際には「どんな物件でも」と書かれていても、実際に再販できないような物件では買取してもらえない可能性もあるものです。

また、「無料査定」「相談無料」と記載されているチラシもよく目にするでしょう。

一見すると魅力的ですが、基本的に買取業者の買取査定や相談は多くの会社が無料でしています。

不動産鑑定士の不動産鑑定の場合は、費用がかかりますが、不動産会社のする不動産査定で費用がかかることはほぼありません。

チラシでは「無料」でアピールしていても、無料なのが当たり前と言う点は意識しておくとよいでしょう。

〇〇円で高価買取!

具体的な金額を提示して買取を謳うチラシもよく目にするでしょう。

金額が記載してあることで、買取をイメージしやすく、自分のマンションもこれくらいでうれるのではと期待してしまうものです。

しかし、具体的な買取価格は、本当にその価格で売れるのか慎重に判断する必要があります。

不動産は同じ物件が2つとないものであり、たとえ同じマンションの別の部屋であっても買取価格は大きく異なる場合も珍しくありません。

マンション買取価格は、立地や築年数・室内の状況などさまざまな要素で価格が決定するため、実際の物件を査定してもらわなければ正確な金額は分からないものです。

チラシの目的は集客でもあるため、売主から連絡をもらうために魅力的な金額を記載している可能性もあります。

実際には、問い合わせてみるとその価格で買取とならないケースが多いものです。

チラシに載っている物件でない限り、記載してある価格で買い取ってもらえることはほぼないといえるでしょう。

即現金化可能!

「最短〇日で現金化」などと買取期間を謳っているチラシもよく目にします。

買取には、仲介で売却するよりも売却期間が短いというメリットがあり、買取を希望する多くの方は売却までの期限が決まっているなど早期での売却を希望しているものです。

買取までの期間を強調することで、急いで売りたい売主の気持ちを後押しでき契約につなげやすくなります。

実際の買取は、マンションの査定や条件交渉などが必要となるため、一概に買取までの期間は言えません。

もちろん、買取は短期間での売却も可能なため、即現金化もできなくはないでしょう。

しかし、実際にはそれ以上の期間がかかるケースもあることは、頭に入れておく必要があります。

マンション買取チラシの記載ルール

マンション買取チラシの記載ルール

マンション買取チラシには、宅建業法や不動産表示の規約などによって厳格なルールが決められておりなんでも記載していい訳ではありません。

チラシに記載されている情報を正しく理解するためには、そのルールを理解しておくことが大切です。

覚えておきたい基本的なルールには、以下のようなことがあります。

  • 誇大広告の禁止
  • 断定的表現の禁止
  • 徒歩〇分や距離の記載ルール

その①:誇大広告の禁止

不動産に関わらず、どのような業種であっても誇大広告は禁止されています。

マンション買取の場合も宅建業法第32条によって、優良誤認をしやすい誇大広告は禁止されているのです。

買取の場合、物件の情報や買取価格・利用制限・支払い方法など事実よりも有利と売主が誤解してしまうような表示はできません。

その②:断定的表現の禁止

「日本一」や「業界一」「絶対」「必ず」といった特定の用語については、その利用基準が設定されており、その根拠がなければ記載できません。

これらの宣伝文句は、魅力的で売主にアピールしやすいですが、他の買取業者よりも優れている印象を与える可能性があるものです。

日本一などの客観的な根拠がある場合は記載できますが、根拠がない限り記載できないので注意しましょう。

その③:徒歩〇分や距離の記載ルール

不動産チラシの場合、距離や所要時間にもルールがあります。

所要時間は道路の距離80mにつき徒歩1分となり、信号待ちの時間は含まれません。

また、80m未満については切り上げて1分となるので、実際には0分の距離であっても1分と表示されるのです。

基本的には、チラシに記載されている時間よりも短い時間で移動できるケースが多いでしょう。

マンション買取チラシの注意点

マンション買取チラシの注意点

マンション買取チラシは、魅力的な謳い文句が並び、買取を検討したくなる人も多いでしょう。

しかし、チラシは冷静にその内容を判断することが重要です。

ここでは、マンション買取チラシの注意点として、次の3つを解説します。

  1. 書かれている内容を鵜呑みにしない
  2. すべての業者が悪徳というわけではない
  3. 不動産会社に直接相談してみよう

注意点①:書かれている内容を鵜呑みにしない

買取チラシの文言は、集客や他社との差別化などのために、売主にアピールするためのものです。

厳しいルールで表現が決められているため、嘘の記載をしているチラシは少ないでしょう。

しかし、魅力的な文言でアピールしているチラシや中には悪徳業者が紛れている可能性もあるものです。

チラシの内容だけで判断するのではなく、業者のホームページなども調べたうえで判断する必要があります。

全ての内容が正しい訳とは限らない点に注意して、あくまで参考程度にチラシを活用するとよいでしょう。

注意点②:全ての業者が悪徳というわけではない

買取チラシには注意が必要とは言え、すべてのチラシや買取業者が悪質なわけではありません。

チラシは法律で表示内容が決められており、業者にとっては大事な営業活動の一環でもあります。

買取業者の利益を出す必要があるため、チラシで集客しますが多くの買取業者は、正しい情報でチラシを作成しているものです。

チラシはあくまできっかけとして、信頼できる買取業者を選ぶことが大切です。

買取業者選びのポイントとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 複数の業者を比較する
  • 買い取り実績や評判・口コミ
  • 担当者の対応
  • サービスやアフターフォロー

また、実際に買取査定するうえでは、価格の比較や買い叩かれないためにも、自分である程度の相場を把握しておくとよいでしょう。

これらの判断材料を元に、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。

注意点③:不動産会社に直接相談してみよう

買取を検討しているなら、直接不動産会社に相談してみるのも一つの手段です。

チラシだけを判断材料にしてしまうと、悪質な業者につかまってしまう可能性も少なからずあります。

一括サイトなどを利用して、複数の業者を比較検討していくことも大切です。

また、より短期間で売却したい場合などは、直接不動産会社に相談することでスピーディな買取も期待できます。

ただし、直接不動産会社に相談する場合は、信頼できる不動産会社であることが前提です。

マンション買取業者については、マンション買取業者ランキングTOP10!それぞれの特徴やおすすめの理由で詳しく解説しています。

マンション買取業者ランキングTOP10!それぞれの特徴やおすすめの理由

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まとめ

マンション買取チラシの注意点についてお伝えしました。

買取チラシは、魅力的な文言で売主へアピールしているため、記載内容を鵜呑みにして買取を決断することはおすすめできません。

買取チラシはあくまで参考程度にとどめ、買取業者の情報をしっかり調べたうえで買取を進めることが重要です。

マンション買取を検討しているなら、この記事を参考にして、信頼できる買取業者と一緒に買取を進めていくとよいでしょう。

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この記事を書いた人

逆瀬川勇造

30代男性

資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)

地方銀行、不動産会社を経て金融や不動産関連の情報をお伝えするフリーライターとして活動しています。
実務で得た知見を活かして、記事を読まれる方の困りごと解決に役立てられたらと考えています。

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