
といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- 東京の子育てしやすい区10選
近年では、各自治体で「子育てがしやすい街つくり」を目指し取り組みを強化している区が多いため、「住みやすい街」と「子育てのしやすい街」がイコールになっているように感じます。
現在、子育て中の方や妊娠中の方は、住んでいる区に「どんな支援があるのか」、「保育所に入れるのかな」、「安心して遊べる場所はあるのかな」など、いろんなことが気になるでしょう。
この記事では、下記のポイントを参考に東京23区内から子育てしやすい10区を選びました。
- 治安の良さ
- アクセスのしやすさ
- 公園の数、広さ
- レジャー施設
- 子育て支援の充実度
また、上記のポイント以外に、今後「子育てがしやすくなりそうな」区を一緒に選んでいます。
東京23区で子育てしやすい区は、
- 中央区
- 文京区
- 世田谷区
- 中野区
- 杉並区
- 豊島区
- 荒川区
- 板橋区
- 練馬区
- 江戸川区
です。
並び順は総務省が定める地方公共団体コードの順に紹介します。
では、1つずつ見ていきましょう。
その①:中央区
中央区は日本有数のショッピングエリアとして有名で、オフィスビルが立ち並んでいることもあり、街全体が洗練された印象です。
一方で、歴史のある下町情緒の街並みも残り、観光スポットととしても人気の街です。
中央区の子育てがしやすいポイントは、
- 経済的子育て支援の充実
- 都心だけでなく、他府県へのアクセスのしやすさ
- 働くママへの支援の多さ
です。
待機児童が多いことは気になりますが、赤ちゃんが生まれた時の祝い金に3万円、検診で使えるタクシー券の贈呈など、経済的支援が魅力的です。
子どもが小さい頃は公園が少ないなどで物足りなさを感じるかもしれませんが、アクセスがいいので通学や通勤などに適しており、長く住み続けることを考えると子育てがしやすい街だといえます。
また、商業施設が多いので仕事帰りに食材の調達もしやすいので忙しい共働きファミリーにおすすめの街です。
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その②:文京区
文京区は名門大学や中高一貫校が多く、教育の街とし知られています。
東京23区にありながら大きな繁華街がないため治安が良いのが魅力的です。
また六義園など歴史ある日本庭園なども残っており、レトロな街並みも人気のひとつです。
文京区の子育てしやすいポイントは、
- 安定した治安の良さ
- 教育環境が整っている
- 緑が多い公園が多く、日本庭園がある公園もある
です。
2人に1人は中学受験をしているとデータがある文京区には、教育熱心な人が集まっています。
受験などに関する情報交換も盛んにおこなわれています。
治安のいい環境で教育に力を入れ、子育てをしたいと考えているファミリーにおすすめの街です。
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その③:世田谷区
三軒茶屋や二子玉川など人気のエリアがある世田谷区は、街の9割が閑静な住宅街です。
大きな公園が多く、多摩川が流れていることもあり自然を身近に感じることができる街です。
世田谷区の子育てしやすいポイントは、
- 警察の見回りも多く安心して暮らせる
- 預かりサービスなど子ども支援の充実
- 公園が多く、自然に触れられる環境
です。
二子玉川ライズなど買い物ができるスポットがありながら、大きな公園や渓谷などもあり、都会にいながら自然を感じる環境もある世田谷区。
都会すぎない、でも洗練された印象の世田谷区は、ゆったり余裕を持って子育てをしたいファミリーにおすすめの街です。
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その④:中野区
中野駅前の再開発により、街が整備され治安が良くなっている中野区は、子育てファミリーに注目されている街です。
中野区の子育てしやすいポイントは、
- 都心へのアクセスの良さ
- 産後の家事育児サービスなどの経済的子育て支援の多さ
- 大きな公園が多く、のびのび遊べる環境がある
です。
都心との距離感がほどよい中野区は、緑も多く子育てがしやすい街です。
現在も再開発が進んでおり、2029年には「NAKANOサンプラザ」がオープンし、さらなる賑わいを見せるでしょう。
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その⑤:杉並区
杉並区を通るJR中央沿線は商店街が栄えている駅が多く、日々の買い物がしやすい駅が多いのが特徴です。
また電車だけでなくバス路線も充実しているので、都心にかぎらずアクセスがしやすい街です。
杉並区の子育てしやすいポイントは、
- 治安の良さ
- 待機児童4年連続ゼロ
- 子育て支援施設の充実
です。
杉並区が子育てしやすい区として注目される理由のひとつが待機児童ゼロを4年連続達成していることです。
目立つ商業施設はあまりなく、街全体がゆっくりした印象の杉並区は、公園も多くのんびり子育てをしたい人にぴったりの街です。
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その⑥:豊島区
豊島区は「消滅可能性都市」に指摘されたことで生まれ変わった街です。
「女性にやさしいまち」を目標に掲げ、取り組みをした結果「子育てしやすい街」に選ばれました。
豊島区の子育てしやすいポイントは、
- 待機児童ゼロ
- 都心、埼玉方面へのアクセスの良さ
- レジャー施設、公園が多い
です。
巨大ターミナル「池袋」を中心に栄えている一方で、下町の雰囲気が残る場所や、緑が多い高級住宅街があったりと個性的な豊島区。
治安の悪いイメージがあった公園もリニューアルされたことでファミリーが集まる憩いの場となっています。
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その⑦:荒川区
飲み屋街が多く治安が心配されていた荒川区ですが、再開発と共に街がきれいに整備されたことで犯罪件数が減少し、子育てファミリーを中心に注目されています。
荒川区の子育てしやすいポイントは、
- 10路線通るアクセスの良さ
- 温かみのある独自の子育て支援
- 子育て交流サロンの数が多い
です。
現在、休園中の「あらかわ遊園」は2022年のリニューアルオープンに向けて工事が進められています。今後も積極的に再開発が進む荒川区は、賑わいが期待できる街です。
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その⑧:板橋
板橋区には、ランドマーク的な施設はありませんが、緑が多い公園や農業体験ができる公園があるなど自然豊かな街です。
板橋区の子育てしやすいポイントは、
- 鉄道路線、バス路線ともに充実
- 乳幼児に向けた支援の多さ
- 動物園や植物館といった施設がある
です。
庶民的な雰囲気で肩ひじ張らず暮らせる板橋区は、のびのび子育てができる環境が整っています。
身近な場所に、動物園や植物館がある街も珍しく、自然いっぱいの板橋区は子育てに向いている街といえるでしょう。
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その⑨:練馬
練馬区は、都心へのアクセスがしやすい一方で、広大な公園や農地のある「都会でもない」「田舎でもない」バランスの良い街です。
練馬区の子育てしやすいポイントは、
- 治安の良さ
- 待機児童ゼロ
- 公園数は都内トップの663カ所
です。
ランドマーク的な商業施設がないからこそ治安もよく、自然に触れあえる環境でのんびり自分のペースで子育てをしたいファミリーにおすすめの街です。
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その➉:江戸川区
江戸川区は、2010年に再開発がはじまり、マンションや大型スーパーができたことで子育てファミリーに注目されており、すでに区への流入が増えています。
江戸川区の子育てしやすいポイントは、
- 全体的に物価が安い
- 自然を活かした大きな公園が多い
- 乳幼児の子育て支援の充実
です。
江戸川区は子育て支援に力を入れており、治安もよくなったことで子育てファミリーが安心して暮らせる街になっています。
下町の雰囲気を残しながら、再開発が続く江戸川区は今以上に子育てがしやすい街になるでしょう。
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まとめ
- 中央区
- 文京区
- 世田谷区
- 中野区
- 杉並区
- 豊島区
- 荒川区
- 板橋区
- 練馬区
- 江戸川区
再開発により、東京23区の街の印象がどんどん変わっています。
自分たちファミリーが子育ての「何を大切にしたいのか」を決め、区の今までの印象や先入観にとらわれずに、自分たちが求める「子育てしやすい区」を探してみましょう。
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この記事を書いた人
元アパレル販売員。妊娠を機にたくさんの洋服に溢れた生活から卒業するため断捨離に目覚めました。
現在は「必要なもの・長く使えるものだけ」、たまに「心ときめくもの」を吟味して買い物をする日々を送っています。
また、サスティナブルな洋服を作っているブランドとの出会いで「サスティナブル」「エシカル」に興味津々。
自分にできる事を模索中です。
hitomin.to
30代女性