といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- 杉並区が子育て世代に人気の理由
- 杉並区の切れ目のない子育て支援
- 杉並区のママの憩いの場、遊べる施設をご紹介
子育てを意識した時に気になるのが「自分が住んでいる区の子育て支援ってどんなことがあるんだろう?」ではないでしょうか。
引っ越しを検討中の子育て世代の方にとっても気になる情報でしょう。
東京23区では、共通する取り組みの他に、区で行っている独自の取り組みがあります。
この記事では、杉並区な街の特徴と、充実した子育て支援についてご紹介します。
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杉並区が子育て世代に人気の理由
杉並区は東京都の中でも、「子育てがしやすい」と人気の街です。
その理由の1つが「治安の良さ」と、「待機児童ゼロ」です。
引っ越しの条件の1つとしても重要視される待機児童問題。
杉並区は、どのようにして待機児童ゼロを達成したのでしょうか。
杉並区ってこんな街
杉並区は、東京23区の一番西に位置する区で、練馬区と世田谷区、中野区と隣接している場所にあります。
杉並区は鉄道路線が充実しており、JR中央本線、京王線、井の頭線、西武新宿線、東京メトロ丸の内線が通っています。
特にJR中央線沿線には、高円寺や阿佐ヶ谷、荻窪などは商店街が栄えている駅が多くあり、都内へのアクセスのしやすさとともに買い物がしやすい街といえます。
また、バス路線も発達しているため、通勤に恵まれているエリアです。
さらに、杉並区内には13か所の大きな公園があります。
隣接する三鷹市には井の頭公園があり、自然と触れ合える機会が多いのも杉並区の魅力といえます。
杉並区の治安のよさは都内上位
住むうえで気になるのが治安の良さです。特に子育て世帯には重要なポイントです。
杉並区の治安は、杉並警察署の令和2年のデータを見ると犯罪件数は横ばい、または減少傾向にあります。
凶悪犯罪は少なく、目立つのは自転車などの窃盗や万引きです。
商店街や繁華街は人が集まる場所なので、そのあたりを避けることで安心して暮らせるでしょう。
4年連続待機児童ゼロ
杉並区では、4年連続待機児童ゼロを実現しています。
待機児童ゼロのために取り組んだ具体的な内容は、認可保育園の整備です。
平成25年から本格的に始まった整備により、保育所数は平成22年と比べて3倍の170カ所に増えています。
また、保育園数を増やすだけではなく、保育園の質の向上にも力を入れています。
各保育園施設を巡回訪問・指導するための人員体制を強化しています。
預けられる場所が増えるだけではなく、「安心して預けられる環境」を目指しています。
今後は、希望する保育所に入所できる環境を整えるために整備に注力していくようです。
杉並区の切れ目のない子育て支援
杉並区では、「地域で子どもを支えたい」という思いから、「切れ目のない子育て支援」に力を入れています。
核家族が増えている近年。誰にも相談できずに1人で抱え込み、悩んでいる人も少なくはないでしょう。
杉並区内の子育て世代をサポートしたいという思いから生まれた「子育て応援券」や、「金銭的支援」など子育てに関するさまざまな取り組みをおこなっています。
金銭的な子育て支援
妊娠から出産、出産後と子育てにはお金がかかります。
杉並区では、独自の取り組み「子育て応援券」や子どもの医療費が無料など、経済的に助かるサービスが充実しています。
また、シングルファザー・シングルマザー・ひとり親に向けた支援制度があります。
妊娠中から使える杉並区子育て応援券
「杉並区子育て応援券」は、妊娠時から使える応援券で、妊娠時に保健センターでおこなう「ゆりかご面接」の際に、「ゆりかご券(10,000円分)」が交付されます。
さらに出産後に「出生時応援券(20,000円分)」が交付されます。
子育て応援券は地域の子育てサービスで利用できる券で、
- 子育て相談や、子育て講座
- ベビーマッサージ・ベビーヨガ
- 日常の家事全般の援助の支援
- 未就学児を対象としたイベント
- 一時保育
など産前・産後の支援に使用できます。
また、子どものインフルエンザの予防接種にも使えます。
子どもの医療費が無料
子どもはすぐに風邪をひいたり、怪我をして毎週のように病院にいくこともあります。
杉並区では、「マル乳・マル子医療証助成」という制度があり、乳幼児及び義務教育就学児(15歳に達する日以後の最初の3月31日までの乳幼児)の医療費の自己負担分を助成する制度です。
基本的にマル乳・マル子医療証を取り扱っている医療機関での自己負担での支払いはありません。
シンパパ・シンママへの支援
シングルママ・シングルパパくらし応援ナビは、ひとり親家庭の人たちが安心して暮らせるような情報を発信しているサイトです。
お金に関することや離婚に関する法律のことなど、1人ではどうすればいいか分からないことが分野別に掲載されています。
助成に関する情報もわかりやすく掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
リフレッシュに活用!預かりサービス
「たまには1人の時間を過ごしたい」と思ったときに利用できるのが預かりサービスです。
「病院や美容室、カフェに行く…」など預ける理由が特になくても気軽に利用できます。
保護者にとって1人で過ごす時間は大切なものです。
疲れが溜まったままでは、子どもと笑顔で過ごせません。
子育て応援券が使えるため金銭的な負担がないので、積極的に活用しましょう。
ひととき保育
ひととき保育は杉並区内に8カ所あります。予約は1か月前からできますが、初回のみ事前面接が必要となります。
利用対象となるのは杉並区在住で就業前の子どもです。
- 料金は1時間800円
- 原則1か月1施設に月10回までの利用
また、利用できる対象年齢や利用時間は各施設により異なるのでご注意ください。
一時預かり
一時預かりは「子ども・子育てプラザ」で実施されています。
1か月前から予約ができますが、事前登録と面談があります。
利用対象は杉並区在住生後6か月から就学前の子どもです。
- 料金は1時間800円
- 原則1か月1施設に月10回までの利用
一時保育
一時保育は、子育てサポートセンターと対象の保育園が実施している預かり保育です。
予約は1週間前からで、利用対象は杉並区在住の生後6か月~就学前の子どもです。
- 料金は1時間500円
- 原則1か月4回までの利用
200円で給食を付けることもできます
杉並区のママの憩いの場、遊べる施設をご紹介
子どものいる親にとって、心の拠り所になるのが子育て支援施設です。
育児に悩んでいる時に頼れる場所が近くにあり、気軽に息抜きができる場所があるのは心強いものです。
つどいの広場
つどいの広場は、地域の子育て支援団体(NPO、社会福祉法人など)がおこなっている親子の交流の場です。
ひととき保育と併設されており、杉並区内には3カ所あります。
保健センターよりも気軽に立ち寄ることができ、子育てに関する相談や保育の情報を得ることができます。
あまり広い空間ではないので、自然と他の保護者との交流がしやすい場所です。
子ども・子育てプラザ
子ども・子育てプラザは、杉並区内に5カ所あり、子どもの成長と子育てを応援してくれる施設です。
利用対象は子どもとその保護者、そして妊娠中の人です。
遊具やおもちゃで遊ぶだけでなく、子育てに関する講座や講演、親子で参加できるプログラムなども実施されています。
また、区内で行われているサービスだけでなく、民間のサービスの情報も提供もしてくれるため各家庭に合ったサービスのサポートをしてくれます。
ゆうキッズ
ゆうキッズは児童館でおこなう親子で楽しめるプログラムのことです。
毎週決まった時間におこなわれ、手遊びや体操、絵本の読み聞かせなど月齢に合わせたプログラムが実施されています。
季節のイベントも催されているので、毎月のイベントをチェックしてみてください。
杉並区は治安がよく安心して子育てができる街
いかがだったでしょうか?杉並区の子育て支援の取り組みについてご紹介しました。
杉並区はアクセスがいいので、通勤や休日のおでかけもスムーズです。
公園がたくさんあるので都会にいながら、自然と触れ合えるスポットが多いのも魅力のひとつです。
また、「切れ目のない子育て支援」を掲げている支援サービスは、孤独になりがちなパパママの力強い味方です。
気軽に相談できる環境があることで、子育てがより楽しくなります。
治安が良く、安心して子育てができる杉並区に住むことを検討してみてください。
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この記事を書いた人
元アパレル販売員。妊娠を機にたくさんの洋服に溢れた生活から卒業するため断捨離に目覚めました。
現在は「必要なもの・長く使えるものだけ」、たまに「心ときめくもの」を吟味して買い物をする日々を送っています。
また、サスティナブルな洋服を作っているブランドとの出会いで「サスティナブル」「エシカル」に興味津々。
自分にできる事を模索中です。
hitomin.to
30代女性