不動産投資

20代で不動産投資を始めることはできる?メリットや注意点を解説

まだ20代なのですが、不動産投資って始めることはできるのでしょうか?

といった悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 20代で不動産投資を始めることはできる?
  • 20代で不動産投資を始めるのに大切な資金を貯める方法
  • 20代で不動産投資を始める3つのメリット
  • 20代で不動産投資を始める際の3つの注意点

20代からの不動産投資に興味はあるけど、「本当に始められるのか不安」「どのようなことに注意すれば良いの」と考えている方もいるのではないでしょうか。

不動産投資は長期的に資産を形成する投資ですので、早くから取り組むことはかなり有利になります。

本記事では20代で不動産投資を始めるメリットや注意点を解説します。

様々な知識を身に付けたうえで、不動産投資に挑戦してみましょう。

これから不動産投資を始めるという方は、以下の記事をご覧ください。

【初心者向け】不動産投資の始め方!7つのステップで徹底解説!

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20代で不動産投資を始めることはできる?

20代で不動産投資を始めることはできる?

購入資金を準備できれば、不動産投資は何歳からでも始めることができます。

つまり、20代で不動産投資を始めることも可能です。

ここでは不動産投資を早く始めるほどお得な理由や、早く不動産投資を始めるための課題について詳しく説明します。

不動産投資に年齢制限はない

ローンを使うことなく、すべて自己資金で物件を購入するなら、不動産投資に年齢は関係ありません。

ただし、物件を購入できるだけの自己資金があるかどうかがポイントとなります。

自己資金があれば年齢の低い20代の方でも、80代や90代の高齢の方でも不動産投資を始めることが可能です。

一方で、不動産投資ローンを組んで物件を購入する場合は、金融機関で融資を受けられることが条件となるため、ローンを組める年齢次第で制限を受けることに注意が必要です。

早く始めるほどお得

20代という年齢は不動産投資ローンの融資を受ける際に金融機関からの信用が高くなります。

例えば25歳でローンを組んでも65歳の定年退職まで40年程ありますので、ローンを返済できる可能性も高いと金融機関は考えます。

また返済期間を長く設定できる可能性が高く、そうなると毎月の返済額も小さくなるため、安定した賃貸経営を行うことができるでしょう。

20代で不動産投資を始める課題は自己資金

不動産投資ローンを組んで、物件を購入する場合には、頭金と諸費用分として物件価格の3割ほどの自己資金が必要になります。

20代では充分な自己資金を準備できていない場合もあり、自己資金が少ない状態では金融機関から融資を受けられないことや、融資を希望する金額に金融機関が提示する融資額が届かない可能性があります。

20代で投資を始めるためには、「いかに自己資金を貯められるか」がポイントになりますが、20代は自由に使える金額も多いですので、その気になれば効率よく初期費用を確保できるでしょう。

20代で不動産投資を始めるのに大切な資金を貯める方法

20代で不動産投資を始めるのに大切な資金を貯める方法

20代で不動産投資を始めるには自己資金を貯めることが重要です。

そのための方法を下記の3つのステップで紹介します。

  1. 収支を把握する
  2. 毎月の固定費をできるだけ削減する
  3. 株式投資などで資産を運用する

それでは詳しくみていきましょう。

その➀:収支を把握する

まずは家計の収支を把握して、生活コストの見直しを行いましょう。

レシートをノートに貼りつける方法や、スマホのアプリで家計簿をつける方法は気軽に始められるため、おすすめの方法です。

毎月の収入額は把握できていても、支出額まで把握できている人は少ないものです。

収入と支出を正しく把握できていなければ、有効な節約を行うことが難しくなります。

まずは家計の収支を書き出すことで、お金の流れを把握しましょう。

その②:毎月の固定費をできるだけ削減する

収支を把握できたら、次は毎月変わらず支払っている固定費の削減を行いましょう。

固定費の削減は一度見直しをすることで節約効果が長く続くため、おすすめの方法です。

日々細かな節約に取り組む必要もありませんので、ストレスなく継続できる方法になります。

例えば下記のような固定費の見直しから検討してみてはいかがでしょうか。

家賃もしくは住宅ローンの見直し

賃貸物件であれば、家賃の低い部屋へ引っ越しをすること、環境変化を理由に値下げ交渉を行うことも一つの方法です。

また、既に持ち家で住宅ローンを組んでいる人は、現在の住宅ローンよりも金利が低い住宅ローンへと借り換えをすることで、毎月のローン返済額が低くなるかもしれません。

ただし、住宅ローンの借り換えには手数料や諸経費が必要ですので、それらの費用を含めて考えても、借り換えによる削減効果があるのかよく検討することが重要です。

保険契約の見直し

生命保険や損害保険などの保険は契約内容の見直しを行うことで、固定の削減につながります。

現在加入している保険は今の生活環境に合った保険になっているか、定期的に確認し、不要な保険は解約し、必要な補償は手厚くするなど対応を行いましょう。

また不動産投資ローンには団体信用生命保険への加入が条件になっていることが多いですので、保険に加入後には改めて保険内容の見直しを行うことをおすすめします。

ちなみに団体信用生命保険とはローンの借入者は返済期間中に死亡した場合に、保険金でローンの残額がゼロになり、ローン返済が不要になる保険です。

そのため、万が一の際には物件を財産として家族に残すことができます。

通信費の見直し

スマートフォンの料金や自宅のインターネット回線・Wi-Fiなどの通信費も見直すことで大幅に家計を節約できるでしょう。

まずスマートフォンは大手キャリアの回線を利用している人は格安SIMに乗り換えることで毎月の料金を安くできる可能性があります。

現在契約しているプランが通信容量や無料通話の時間など実際の利用状況に合っているか確認の上、必要であればプランの変更を行いましょう。

電気代・ガス代の見直し

電力会社やガス会社との契約内容は長年変更されておらず、現在の生活に合っていない可能性もあります。

一度見積もりを取得し、契約プランの変更や契約会社の変更を検討してみましょう。

その③:株式投資などで資産を運用する

資産を形成していくためには貯蓄目的の預貯金だけではなく、株式や債券、投資信託、保険、不動産、金など様々な投資目的の金融商品があります。

少額からでも投資可能な金融商品への投資も検討してみましょう。

ただし、多くの商品が元本保証をしていないため、金融商品への投資は元金を下回る可能性があることに注意が必要です。

ここでは代表的な「株式投資」「債権」「投資信託」について説明します。

株式投資

上場されている株式を売買して利益を得る資産運用法です。

株価が上がっている時に売却すると利益が得られることや、配当金や株主優待が受けられることがメリットになります。

債権投資

債券は、国や地方公共団体、企業が資金調達するために発行する有価証券であり、発行する団体により、国債や地方債、社債などがあります。

株式投資や投資信託に比べてリスクが低いですが金利が低いため、リターンも低い商品です。

換金したいときにすぐに換金できない点に注意しましょう。

投資信託

は自分で個別の商品を選ぶのではなく、投資家からお金を集めた運用のプロが投資・運用する金融商品です。

その運用の成果が投資家の投資額に応じて分配される仕組みになっていて、少ない金額で投資を始められる点が魅力です。

20代で不動産投資を始める3つのメリット

20代で不動産投資を始める3つのメリット

20代で不動産投資を始めることで3つのメリットが得られます。

ここでは下記の3つのメリットについて説明を行います。

  1. ローンの完済が早くなる
  2. ローンの借入期間を長く設定しやすくなる
  3. 不労所得を長期間得やすくなる

それでは詳しくみていきましょう。

メリット➀:ローンの完済が早くなる

投資を始める年齢が若いほど、ローンを完済する年齢も若くなります。

例えば20代で不動産投資ローンを組んで返済を始めれば、40代でローンを完済することも可能です。

子育てやマイホーム費用等など出費が多くなってくる時期にローンを完済できることで、安定した運用が可能になります。

定年退職後にも安定した家賃収入があることで、安心して老後を過ごすことができるでしょう。

メリット②:ローンの借入期間を長く設定しやすくなる

年齢が若ければ、安定した給与が得られる定年退職までの期間も長いため、金融機関からの信用も高くなります。

借入期間を35年や物件の担保評価が高い新築マンションであれば、45年という長期で設定できる可能性が高くなります。

借入期間が長くなることで、毎月の返済額も抑えられるため、長期的に安定した不動産経営が可能です。

その上で、計画的に繰り上げ返済を行うことにより、返済期間を短くするか、毎月の返済金額を少なくすることが可能となり、より効率的な経営もできます。

メリット③:不労所得を長期間得やすくなる

ローンを返済している間は家賃収入からローン返済額を引いた金額が利益となり、長期的に少しずつ利益を積み重ねていきますが、その間に退去や空室などにより、収益がマイナスになる時期があるかもしれません。

実際に不労所得が期待できるのは、ローンの返済が終わってからです。

つまり、ローンを完済することで、その後の毎月の家賃収入や物件を売却した場合の売却額は自分で自由に使えるお金となります。

20代で不動産投資ローンを組むと、若い年齢でローンの返済を終えることができるため、不労所得を得られる期間が長くなることが大きなメリットです。

20代で不動産投資を始める際の3つの注意点

20代で不動産投資を始める際の3つの注意点

20代という若さで不動産投資を始める際には注意すべき点があります。

ここでは下記の3つの注意点について説明します。

  1. ローンの審査に通りにくい
  2. 将来のライフプランが変動しやすい
  3. ネットだけの情報に頼るのは危険

それでは詳しくみていきましょう。

注意点➀:ローンの審査に通りにくい

20代の方は不動産投資ローンの審査に通らないため、不動産投資を始めることができないという可能性があります。

金融機関は融資の審査をする際に、年収や勤続年数など個人の属性を確認します。

公務員や会社員として働いていても、20代でまだ勤続年数が短かったり、年収が低かったりすると融資を受けられない場合がありますので注意しましょう。

またスマートフォンの機種代や通信料をカード払いにしている人や、車のローンを返済中の人は支払いが遅れることの無いように気をつけましょう。

返済履歴にキズ(遅れ)があると、審査結果がより厳しくなりますので、最大限の注意が必要です。

注意点②:将来のライフプランが変動しやすい

不動産投資は長期的な計画が建てにくく、投資を始めてすぐに結果が出るとは限りません。

何年も経ってから利益が出ることも珍しくありませんが、20代の人はこれから人生のライフプランが大きく変わり、結婚や転職などを経て、投資に回せる金額が少なくなることもあります。

その場合に、頭金なしのフルローンで融資を受けている場合など、支払い可能額のギリギリで返済額を設定していると、支払いが厳しくなるなどのリスクがあることに注意しましょう。

将来のライフプランが変動しやすいことを理解した上で、柔軟に対応できるような不動産運用にしておく必要があります。

注意点③:ネットだけの情報に頼るのは危険

不動産投資は物件を選ぶ際の情報収集がとても重要です。

まずネットに良い物件情報が掲載されている可能性は低いと考えましょう。

どの不動産会社の営業も新しい物件情報を仕入れると、「未公開物件」として関係性の深い投資家にまずは紹介します。

先に自社の顧客へ物件情報を提供した上で、購入希望者がいない場合に、初めてネットで物件情報を一般公開するため、条件の良い物件がネットで見つかる可能性は低いのです。

そのため、不動産会社の営業担当者と信頼関係を築き、希望の条件で物件が出た時には購入する意思があることを伝えておくことが重要です。

また物件の調査を行う際にも、ネットの情報だけでなく、ぜひ現地に足を運び周辺環境や物件の状況など確認することをおすすめします。

融資に関してもネットで多くの情報が得られますが、実際に融資を担当する金融機関の担当者とも関係性を構築しておくことが大切です。

信頼関係が構築できれば、気になる物件が出てきたときに、「融資対象となる物件なのか」「いくらぐらい融資可能か」など気軽に相談できる不動産投資のパートナーになります。

不動産投資においてネットだけの情報に頼ることは危険だと覚えてきましょう。

まとめ

本記事では20代で不動産投資を始めるメリットや注意点を解説してきました。

若くから投資を始めることで、早くに不動産投資ローンの完済を目指せるなど、時間的なメリットが大きい反面、ローンの融資が得られにくいなどの注意点もあります。

20代のうちから不動産会社や金融機関の担当者と信頼関係を構築しておくことにより、不動産投資のパートナーを得ることができ、安定した不動産経営が可能になります。

しっかりと勉強を行い、知識を身に付けながら、パートナーとなる人との関係性を深めていくことで、不動産投資を成功させる可能性を高めることができるでしょう。

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この記事を書いた人

逆瀬川勇造

30代男性

資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)

地方銀行、不動産会社を経て金融や不動産関連の情報をお伝えするフリーライターとして活動しています。
実務で得た知見を活かして、記事を読まれる方の困りごと解決に役立てられたらと考えています。

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