マンション購入

【独身女性必見!】マンション購入で後悔した実例や後悔しない3つのコツ

私のような独身女性がマンションを購入したあとに後悔するのって、どういったケースが多いのでしょうか?また、後悔しないためには、どういったことに気を付ければ良いのか教えてください。

といった悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 独身女性でマンションを購入する人が増えている4つの理由
  • 独身女性がマンションを購入して後悔する4つのケース
  • 独身女性がマンションを購入する際に後悔しないための3つのコツ
  • 独身女性が後悔しないマンションを購入するまでの流れ
  • 独身女性がマンション購入で後悔しない3つの選び方

近年、独身女性がマンションを購入する人が増えています。

とはいえ、「独身女性がマンションを購入して後悔することはないの?」「後悔しないためにはどうすればいいの?」と思っている方は、多いのではないでしょうか?

今回は、独身女性がマンションを購入して後悔した実例や後悔しないためのコツについて解説してきます。

本記事を読むことで、独身女性でマンションの購入を検討している方は、後悔せずにマンションを購入することができます。

マンションの購入は、数百万円~数千万円ととても大きな買い物となるので、後悔しないようにしないようにしましょう。

マンションの購入は人生の中で、1番大きな買い物となるので、本記事を参考に後悔しない買い物をしましょう!

独身女性でマンションを購入する人が増えている4つの理由

まずは、独身女性でマンションを購入する人が増えている理由についてご紹介していきます。

  1. 老後が心配になった
  2. 結婚しない女性が増えた
  3. シングルライフをおくると決めた
  4. 男性並みの収入を得ている女性が増えた

1つずつ解説していきます。

理由①:老後が心配になった

まず、1つめの理由として「老後が心配になった」ということです。

もちろん独身女性だけではないのですが、年齢を重ねて新たに引っ越しを考える際に、賃貸だと借りにくくなってしまうのが現状です。

特に、定年などで年金生活となった場合、収入面の問題などもあり、賃貸に住み続けることに不安を感じる人も多くなっているでしょう。

そのため、独身でも若いうちに自分の住まいを確保して老後に備えておきたいということから、独身女性のマンション購入が増えているのです。

理由②:結婚しない女性が増えている

2つめの理由は「結婚しない女性が増えている」ということです。

日本における生涯未婚率は、国立社会保障・人口問題研究所が報告している統計によると、年々上昇傾向にあります。

1920年の未婚率は、男性が2.17%で女性が1.8%となっていて、その後、1995年では、男性が5.57%に対し、女性は4.33%と約80年間で、男性は5%前後、女性は3%程度の上昇にとどまっていました。

しかし、2015年の未婚率を見てみると男性は約23%、女性は約14%と過去最高の結果となり、20年間で10%~20%も上昇しています。

上記の通り、急激な未婚率の上昇により、独身女性が増え、女性のマンション購入が増えているのです。

理由③:シングルライフをおくると決めた

3つめの理由は「シングルライフをおくると決めた」ということです。

昔は、ある程度の年齢になると結婚して人生を過ごすという考え方が一般的でしたが、結婚に重きをおかず、シングルライフのままが気楽でいいという人も増えたため、ある程度の年齢になると結婚するというスタイルへのこだわりがなくなっています。

そのため、シングルライフを楽しむために、自分のマンションを早いうちから資産として所有しようとの考え方からマンション購入に踏み切る人が多くなっています。

理由④:男性並みの収入を得ている女性が増えた

4つめの理由は「男性並みの収入を得ている女性が増えた」ということです。

昔は、社会全体が「女性は結婚して家庭に入る」という考え方が一般的だったため、会社で働く女性は、男性と給料にも差があり、重要なポストを任せてもらえないといった状態が当たり前という風潮でした。

しかし、近年、女性の社会進出が進み、性別に関係なく、能力のある人が活躍するという社会にシフトしつつあります。

これにより、女性も男性と変わらない収入を得ることができる機会が大幅に増え、収入に余裕が出たため、マンション購入の動きが高まっていることも要因となっています。

独身女性がマンションを購入して後悔する4つのケース

独身女性がマンションを購入して後悔する4つのケース

続いては、独身女性がマンションを購入して後悔する4つのケースをご紹介します。

  1. 資金計画を立てずに購入してしまった
  2. 結婚してしまい住めなくなってしまった
  3. 収入がなくなってローンが支払えなくなった
  4. 防犯設備が不十分で生活するのが怖くなった

1つずつ解説していきます。

ケース①:資金計画を立てずに購入してしまった

独身女性のマンション購入に限ったことではありませんが、資金計画が甘く毎月の支払いが厳しくなってしまうケースが挙げられます。

マンションを購入する場合は、他に注意しておけなければいけないのが、修繕積立金や固定資産税など、住宅ローンのほかに支払う諸費用があることです。

また、室内の設備が故障した場合は、自分で修理費用を出さなければいけません。

それらの資金計画が甘く、毎月の支払いが厳しくなってしまいマンションの購入を後悔してしまうといったことに繋がります。

ケース②:結婚してしまい住めなくなってしまった

シングルライフを送ると決めて単身用のマンションを購入したとしましょう。

しかし、後々結婚してしまい、購入したマンションは、単身用なので住めなくなってしまったというケースも後悔してしまうパターンです。

いくら結婚しないでシングルライフを送ると決めたとしてもその後に、状況が変化することは十分考えられます。

結婚してしまった場合においても、マンションを購入したことを失敗したと考える人も多くなるでしょう。

ケース③:収入がなくなってローンが支払えなくなった

これも独身女性に限ったことではないかもしれません。

現時点ではマンションを購入し、住宅ローンなどを支払っても問題なく生活できるレベルだったとしても、それがずっと続くわけではありません。

勤めている会社の倒産や、自身が退職してしまい、収入がなくなってしまうケースが考えられます。

  •  収入がなくなってしまう
  •  転職して収入が大幅に減少する

などにおいて、一気に住宅ローンの支払いが困難になってしまうでしょう。

このような場合も、マンションを購入したことに対する後悔を感じてしまう人が多い要因の一つです。

ケース④:防犯設備が不十分で生活するのが怖くなった

独身女性がシングルで生活して最も不安に感じるのが防犯面です。

近年、新たに建築されているマンションにおいては、防犯面を充実させることが特に重要視されています。

それだけ防犯面の意識というのは年々高まっているといえるでしょう。

しかし、最初にマンションを購入した際には防犯面をあまり注意深くチェックしていなかったために、購入後に後悔するケースが考えられます。

中古マンションを購入した場合など、防犯設備が不十分な場合が多いようです。

また、建物内の防犯だけではなく、例えば、よく利用する駅からマンションまでの通りが薄暗く、怖いと感じるかもしれません。

毎日の通勤などで不安を感じながら帰宅すると、マンション購入を後悔してしまうことに繋がります。

独身女性がマンションを購入する際に後悔しないための3つのコツ

続いては、独身女性がマンションを購入する際に、後悔しないためのコツをご紹介します。

  1. 資金計画を綿密に立てる
  2. 周辺環境のチェックを行う
  3. 資産価値の高い場所のマンションを購入する

1つずつ解説していきます。

その①:資金計画を綿密に立てる

まず1つめは、「資金計画を綿密に立てる」ということです。

例えば、マンションの支払いには住宅ローンのほかに、共益費や修繕積立金など多くの支払いが発生しますが、その支払いができなくなった場合、最悪、破産手続きを行わなくてはいけなくなります。

また、賃貸とは違い、マンションなどの不動産所有者が1年間に4回ほど地方自治体に支払う「固定資産税」もあります。

これらの支出をきちんと計画し、マンション購入を判断しましょう。

その②:周辺環境のチェックを行う

2つめは、「周辺環境のチェックを行う」ということです。

防犯面はもちろんのこと、「買い物環境が整っているか?」「外食が気軽にできるお店があるか?」といった自分の目的に応じて、便利かどうかをチェックしておく必要があります。

また、近場に飲み屋街があると、酔っ払いによるトラブルにもなりかねないので、そういった飲み屋が多い地域は避けた方が良いでしょう。

可能であれば、日中だけでなく、夜の環境の変化も見ておくと尚由です。

その③:資産価値の高い場所のマンションを購入する

3つめは、「資産価値の高い場所のマンションを購入する」ということです。

シングルライフをおくると決心してマンションを購入したとしても、結婚などでマンションを手放すことにもなる可能性があるので、そのときの対応も考えておく必要があります。

万が一、マンションを売却することになっても、資産価値の高いマンションを購入しておくことで、購入時とあまり変わらない金額で売却できる可能性が高くなります。

具体的に資産価値が高いマンションとは、利便性が良いマンションや、近々大型の施設が建ち人口が増える可能性が高いエリアに建っているマンションなどが挙げられます。

マンションの購入時には、万が一を想定して、マンションを売却したときに、あまり価値が下がらないかどうかを判断基準にするのもおすすめです。

独身女性が後悔しないマンションを購入するまでの流れ

続いては、独身女性が後悔しないためのマンションを購入するまでの流れをご紹介します。

  1. 物件を見付ける
  2. ローンを申し込む
  3. 手付金を支払う
  4. マンションの引き渡し

1つずつ解説していきます。

また、マンションを購入するときの申し込みから契約までの流れを解説でも詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

マンションを購入するときの申し込みから契約までの流れを解説

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手順①:物件を見つける

まずは、物件探しから始まります。

このときに注意する点が、ある程度の予算を前もって決めておくことです。

予算より高いマンションを探しても意味がないので、予算にあったマンション選びをする点が一つのポイントです。

その中で気に入ったマンションが見つかった場合には、必ず物件の内見や周辺状況のチェックを行う必要があります。

広告チラシやインターネットだけで気に入ったとしても実際に見てみるとイメージが全く違うこともよくあります。

自分の目で確かめて、防犯面からも周辺環境のチェックを欠かさないようにしておきましょう。

例えば、結婚しても二人で十分住めるくらいの広さを選択することも一つの対策です。

ライフスタイルの変化に対応できますので、広さのチェックなども行います。

また、資産価値としてマンションの価格があまり変わらないかどうかについては、近隣マンションの取引相場などを見てみましょう。

中古マンションの価格相場や新築マンションの価格相場がわかりますので、どのくらい価格に差があるのかなどのチェックが可能です。

まずは、物件探しの段階で、後悔しないための対策をいくつもチェックする必要があるといえます。

手順②:ローンを申し込む

現金一括で購入できれば問題ありませんがほとんどの人が、住宅ローンを利用して購入します。

住宅ローンの申し込みを行うときに、このマンションを購入することでどのくらいの支払いが毎月必要になるのかを計算したうえでローンの申し込みを行いましょう。

前述しましたが、ローンの支払いだけではない費用がマンションを購入するとかかります。

それらも理解したうえで支払えると判断した場合に、住宅ローンの申し込みを行いましょう。

手順③:手付金を支払う

住宅ローンの本審査が始まる前にマンションの売買契約を締結する必要があります。

マンションの契約時点で必要なお金は手付金です。

手付金は、マンション価格の5%~10%が相場といわれています。

これは、自己資金で支払う必要があり、契約後にキャンセルしてしまうと手付金は没収されます。

そのまま、マンション購入に進むと、手付金は、売買代金の一部となりますので、契約後にキャンセルはないと決心したうえで売買契約を締結しましょう。

手順④:マンションの引き渡し

売買契約が終わり、住宅ローンの審査が通ると、はれてマンションの引き渡しとなります。

基本的にマンション購入を後悔しないための対策は売買契約を締結する前までには終えておくことが必須です。

契約後に慌てて契約をキャンセルすると手付金が没収されてしまうので注意が必要です。

マンション購入のキャンセルについては、マンション購入は途中でキャンセルできる?違約金の発生は?で詳しく解説しています。

マンションの購入は途中でキャンセル可能!違約金は発生する?

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独身女性がマンション購入で後悔しない3つの選び方

最後に、独身女性がマンション購入で、後悔しないためのマンションの選び方をご紹介します。

  1. 利便性の良いマンション
  2. 広さにゆとりのあるマンション
  3. セキュリティのしっかりしているマンション

1つずつ解説していきます。

その①:利便性の良いマンション

1つめは、「利便性が良いマンション」を選びましょう。

例えば、「交通の便がいい」「駅から近い」「買い物環境が整っている」といったマンションは、購入希望者が多く、価格が下がりにくい傾向にあります。

逆に、利便性が悪いマンションの場合、安く購入することができますが、売却するときにガクっと価格が下がってしまうことが多々あります。

上記のように、購入したマンションを手放すことを想定した上で、価格の下がりにくい利便性の良いマンションを選びましょう。

その②:広さにゆとりのあるマンション

2つめは、「広さにゆとりのあるマンション」を選びましょう。

例えば、ずっと独身生活を送ると決めていても、結婚したり、家族と一緒に住むことになった場合、多くの部屋が必要になってきます。

そういった場合でも快適に暮らせるように、ある程度、広くゆとりのあるマンションを選んでおきましょう。

その③:セキュリティのしっかりしているマンション

3つめは、「セキュリティのしっかりしているマンション」を選びましょう。

例えば、顔認証式のオートロックや電子キー、防犯カメラ、管理人在中といったセキュリティ面で安心できるマンションがおすすめです。

また、下の階よりも上の階に住むことで、窃盗などにも入られにくくなります。

地域にもよりますが、独身の女性を狙った犯罪の少なくないので、セキュリティ面でも安心できるマンションをえらましょう。

まとめ

今回は、【独身女性必見!】マンション購入で後悔した実例や後悔しない3つのコツといった内容を解説しました。

もう一度おさらいをすると、独身女性がマンションを購入して後悔するケースは以下になります。

独身女性がマンションを購入して後悔する4つのケース

  1. 資金計画を立てずに購入してしまった
  2. 結婚してしまい住めなくなってしまった
  3. 収入がなくなってローンが支払えなくなった
  4. 防犯設備が不十分で生活するのが怖くなった

上記のように、独身女性がマンションを購入する際に後悔しないためには、以下のコツがあります。

 独身女性がマンションを購入する際に後悔しないための3つのコツ

  1. 資金計画を綿密に立てる
  2. 周辺環境のチェックを行う
  3. 資産価値の高い場所のマンションを購入する

また、独身女性がマンション購入で後悔しない選び方は以下になります。

独身女性がマンション購入で後悔しない3つの選び方

  1. 利便性の良いマンション
  2. 広さにゆとりのあるマンション
  3. セキュリティのしっかりしているマンション

近年、独身の女性が増えていて、マンションを購入しようとしている方が多くなっています。

しかし、マンションの購入は人生の中で一番大きな買い物となるので、後悔しないようにしっかりと計画的な購入をしましょう。

独身女性でマンションを購入して、後悔したくない方は是非本記事を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

清水みちよ

30代女性

資格:宅建・FP2級・通関士・総合旅行業務取扱管理者

大学生の時に一人旅に目覚め、海外50か国以上を訪れました。その経験を武器に新卒で旅行会社に入社しましたが、入社数年で倒産という憂き目にあってしまいます。悔しさをバネに宅建・通関士・FP資格を無職期間の4年でゲット!現在は不動産会社の窓口勤務ですが、コロナ渦で週休4日ペースが続いているため、新しい資格取得に向けて日々奮闘中です。趣味はペット。特技は英会話。

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