不動産投資

不動産投資を少額で始める方法とは?4つの方法とメリット・デメリットを解説

不動産投資を少額で始めたいのですが可能でしょうか?少額で始める方法があったら教えてください。

といった悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 少額で不動産投資を始めることはできる?
  • 少額で始める不動産投資
  • 不動産クラウドファンディング
  • REIT
  • 不動産小口化商品

「不動産投資に興味はあるが、なかなかまとまった資金が準備できない」、という方もいらっしゃると思います。

少額で始められる不動産投資があれば、ぜひ取り組みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では少額から始められる不動産投資の4つの方法を解説します。

またそれぞれの方法のメリットとデメリットを詳しく解説しますので、自分に合った不動産投資の方法を見つけてみましょう。

これから不動産投資を始めるという方は、以下の記事をご覧ください。

【初心者向け】不動産投資の始め方!7つのステップで徹底解説!

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少額で不動産投資を始めることはできる?

少額で不動産投資を始めることはできる?

不動産投資を始めたいけど元手がない…と感じていらっしゃる方も多いでしょう。

少額で不動産投資を始める方法はないのでしょうか。

この点、結論を先にお伝えすると、少額で不動産投資を始めることは可能です。

ここでは、具体的にどのような方法であれば、少額で不動産投資を始められるのか解説していきたいと思います。

不動産投資では物件価格の2~3割の自己資金が必要

一般的に不動産投資では物件価格の2~3割の自己資金が必要とされています。

不動産投資ローンを組む際には融資審査時に自己資金がどれくらいあるのか確認されます。

その際に物件価格の2~3割の自己資金があると金融機関からの信頼も得やすく、融資を受けやすくなるため自己資金をしっかりと準備することが大切です。

少額で不動産投資を始める4つの方法

少額で不動産投資を始める方法はいくつかあります。

上述の通り、不動産投資は融資を受けるにしても物件価格の2~3割程度の自己資金が必要になりますが、価格の安い物件を選べば少額からでも投資を検討できるでしょう。

そうした方法で不動産投資に取り組む以外にも、以下のような方法であれば、少額で不動産投資を始めることが可能です。

  1. 不動産投資
  2. 不動産クラウドファンディング
  3. REIT
  4. 不動産小口化商品

本記事では、上記のそれぞれについて、以下で詳しく解説していきます。

少額で始める不動産投資

先程、一般的な不動産投資では小額で始めることは難しいと説明しましたが、一般的な不動産投資でも少額で始める方法はあります。

それは安く売りに出ている物件を狙って購入し、運用することです。

少額と言っても最低200~300万円は必要だと考えておきましょう。

それでは詳しく説明します。

中古戸建や区分マンションがおすすめ

少額で始める不動産投資の対象は中古戸建や区分マンションがおすすめです。

中古戸建や区分マンションは比較的少額で購入できる物件が多いためおすすめですが、安く購入できても補修費用等が必要な物件であればキャッシュフローがマイナスになる恐れもあります。

初期費用があまりかからない物件を選びましょう。

自己資金200~300万円程度でも検討できる

価格の安い物件を選べば、自己資金200~300万円程度でも不動産投資を始めることが可能です。

1,000万円程度の物件であれば物件価格の2~3割、つまり200~300万円程度の自己資金を準備すれば投資を始められます。

自己資金で賄えない金額は金融機関から融資を受けることになりますが、条件によっては全額融資してくれるかもしれません。

そうなると自己資金分はあまり使わなくとも投資を始められます。

メリット

少額で始める不動産投資のメリットを2つ説明します。

まず1つめは「実際の投資用物件に投資をすることで、不動産投資のノウハウを学ぶことができる」ことです。

少額の投資であっても実際に投資用物件を購入し、運用することで不動産投資のノウハウを学ぶことが可能です。

少額物件への投資の経験から始めて、規模の大きな物件への投資へと挑戦していくこともできます。

2つめは「少額で物件を購入できれば、高利回りを見込みやすい」ことです。

少額で投資用物件を購入できれば、利回りは高くなります。

例えば物件価格250万円の戸建て物件を購入し、50万円でリフォーム工事を実施した上で、月5万円の家賃で貸し出すことができたとして、表面利回り20%を見込むことができます。

さらにこの場合は、投資金額を5年で回収できる計算となり、短期間で投資金額を回収できる点も魅力です。

デメリット

次にデメリットを2つ説明します。

まず1つめは「少額で買える格安物件は集客力が低い」ことです。

少額で購入できる格安物件は、築古物件や立地条件が良くない等、何かしら理由が合って格安で売られている場合がほとんどです。

想定外にリフォームの費用が掛かってしまうと、リフォーム後に後賃貸に出しても思ったような利回りが得られなくなることも考えられます。

2つめは「収入ゼロになりやすい」ことです。

少額で投資用物件を購入する場合にワンルームマンションを選ぶことも多くなります。

しかし、ワンルームマンションは空室リスクが非常に高く、その一部屋に入居者がいなければ、家賃収入は0円です。

空室になると家賃収入ゼロとなり、ローンの返済や経費分だけ赤字となります。

一方で、複数の部屋がある1棟アパートやマンションであれば空室リスクは低くなります。

不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングは少額で始められる不動産投資として人気が高まっています。

多額の自己資金や金融機関からの融資が不要で、物件を自分で運用する必要もありません。

そのため初心者にも取り組みやすい投資方法として近年広がりを見せています。

それでは特徴やメリット・デメリットについて詳しく説明します。

不動産クラウドファンディングとは

不動産クラウドファンディングとは不動産投資に特化したクラウドファンディングのことです。

そもそもクラウドファンディングとは、インターネットで自分の活動や想いを発信し、想いに共感した人や活動を応援したい人など不特定多数の人から資金を募るしくみです。

かなり幅広いプロジェクトが実施されており、多額の資金が調達されています。

不動産投資型のクラウドファンディングでは不動産投資会社がプロジェクトを発案し、特定の物件への投資を募り、投資家は不動産投資会社が出している物件の概要や利回りなどの情報を確認したうえで投資するかしないかの判断を行います。

不動産投資会社は多数の投資家から少額ずつ集めた資金で不動産へ投資を行い、その結果、投資家へは収益の一部が分配される仕組みです。

1万円程度からでも始められる

不動産クラウドファンディングは1万円程度から投資を始めることができます。

多くの投資家から少額ずつ資金を集めますので、1万円程度から投資することが可能になっています。

最低投資金額は案件によって異なりますが、1万円という少額から不動産投資できることは魅力的です。

メリット

先程も説明しましたが、不動産クラウドファンディングの一番のメリットは1万円という少額で不動産投資ができることです。

不動産クラウドファンディングは不特定多数の出資者から資金を集めますので、個人では実現できないような億単位の物件へ投資することもできます。

投資期間は半年から2年程と割と短期間に設定されており、また運用の手間がかからないこともメリットです。

デメリット

不動産クラウドファンディングは、物件の所有権が無く、投資を行うと、途中で売却することができない点がデメリットです。

実際に物件のオーナーになれるわけではなく、投資した結果利益が出れば、利益を分配してもらえる仕組みになっており、元本割れリスクや、不動産投資会社の倒産などのリスクがあります。

また投資できる上限金額が低めに設定されていますので、大きな収益を狙いたい人にとっては不向きです。

REIT

REIT(リート)とは不動産投資信託のことです。

要は、不動産を所有するファンドに投資する方法だと考えるとよいでしょう。

ファンドが所有する不動産で収益を上げれば、その収益の中から分配金を受けることが可能です。

ちなみに、海外のREITと区別するため、日本のREITのことをJ-REIT(Jリート)という名称で呼ばれています。

REITとは

REITとは不動産投資会社が扱う金融商品です。

出資者から集めた資金で不動産投資会社が物件を運用し、利益が出れば出資者へ分配される仕組みです。

1口単位で投資を行いますが、物件のオーナーになるわけではありません。

物件の選定や運営を自分で行う必要はありませんので、初心者でも簡単に投資を行うことができます。

またREITを発行している不動産投資会社は投資証券を発行しますので、出資者は証券会社を通じて簡単に購入できることが特徴です。

数十万円からでも始められる

REITは数十万円からでも投資を始められます。

銘柄を選べば1口数万円~70万円で投資を始めることが可能です。

メリット

REITは一般的な不動産投資に比べて、安定した収入を得ることが可能です。

REITには多くの商品がありますが、家賃収入を原資に分配金を払っている商品を選べば、安定的な収入を期待できます。

家賃収入は不景気にも強いため、継続的に分配金が得られる可能性が高いと考えられます。

また証券取引所に上場している商品であるため、簡単に購入し、売却できることもメリットです。

デメリット

専門家が運用を行っていますが、元本割れや不動産投資会社が倒産するリスクがあります。

市場環境の変化によって予定していた利回りを確保できない場合もありますので注意しましょう。

REITは証券会社で自由に売買できるため、株式市場と同様に相場が激しく変動するというデメリットがあります。

また投資信託の1種で手数料がかかることで、利益率が下がる点にも注意が必要です。

実際に新型コロナウイルスの影響を大きく受けた商品もありますので、リスクを充分に認識した上で投資を行いましょう。

不動産投資信託(REIT)とは?実物不動産投資との違いやメリット・デメリットを解説

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不動産小口化商品

不動産小口化商品

不動産小口化商品は事業者の新規参入も増えており、最近注目を集めている投資方法です。

特徴やメリット・デメリットは以下のようになります。

不動産小口化商品とは

不動産小口化商品とはひとつの不動産を小口に分けて販売することで取引や所有を手軽に行える投資商品です。

例えば1億円の物件を小口に分けると一口100万円×100口となります。

1つの物件に対して複数の出資者が投資をし、その物件は出資者が共同で所有する形です。

不動産に対して小口で投資する点はREITと共通していますが、不動産小口化商品は実際に所有権を持つ点がREITと大きく異なります。

100万円程度からでも始められる

不動産小口化商品は100万円程度からでも投資を始められます。

一口価格を100万円程に設定してあり、実物の不動産投資よりかなり少額で不動産投資を行うことが可能です。

メリット

物件価格が高額になりがちな価値が高い優良物件に一口100万円程で投資できることが大きなメリットです。

当然ながら立地の良い優良物件であれば、空室リスクも低いため、安定した家賃収入が期待でき、そこから安定的に分配金が得られると考えられます。

また物件の所有権も持っているため、その所有権を売却することで売却益も見込むことが可能です。

さらに不動産の管理や運用は事業会社が行うため、実際に投資をした後に手間はほとんどかからないというメリットもあります。

デメリット

先程説明したように投資後の不動産の管理や運用は事業会社が行うため、手間はかかりませんが、間に業者が入るため、利回りは実際の不動産投資に比べて低くなります。

また金融機関から融資が受けられない点や案件に対し投資希望者が多ければ、投資できない点にも注意しておきましょう。

まとめ

本記事では少額から始められる不動産投資の4つの方法を解説しました。

どのような商品があるのか、またそれぞれのメリットやデメリットについても理解していただけたのではないでしょうか。

少額での不動産投資は初心者にとっては手軽に不動産投資を経験でき、メリットが大きいかもしれません。

しかし実際には収益性はあまり高くないため、短期で得られる利益も少なくなります。

ローリスク・ローリターンの少額の不動産投資から始めて、徐々に投資の規模を大きくすることも可能です。

少額からでも不動産投資を始めたいと考えている方は、ぜひ本記事の内容を参考になさってください。

これから不動産投資を始めるという方は、以下の記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

逆瀬川勇造

30代男性

資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)

地方銀行、不動産会社を経て金融や不動産関連の情報をお伝えするフリーライターとして活動しています。
実務で得た知見を活かして、記事を読まれる方の困りごと解決に役立てられたらと考えています。

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