不動産投資

不動産投資の成功率はどのくらい?成功率を上げる方法と併せて解説

不動産投資を始めようと思うのですが、どのくらいの成功率があるのでしょうか?成功率を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?

といった悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 不動産投資の成功率はどのくらい?
  • 不動産投資のメリット
  • 不動産投資のデメリット
  • 不動産投資の成功率を上げる方法

不動産投資に取り組むで、成功率が気になる方も多いでしょう。

成功率は、不動産投資の目標によって大きく異なるものです。

不動産投資のメリット・デメリットを把握し、目標を定めて運用計画を決めていくことが大切です。

この記事では、不動産投資の成功率に目安やメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。

また、成功率を上げるポイントも紹介するので、今後の投資の参考にしてください。

これから不動産投資を始めるという方は、以下の記事をご覧ください。

【初心者向け】不動産投資の始め方!7つのステップで徹底解説!

続きを見る

不動産投資の成功率はどのくらい?

不動産投資の成功率はどのくらい?

不動産投資をスタートするなら成功できるかは気になるものですね。

しかし、残念ながら成功率を〇%と数字で正確に提示できないのです。

不動産投資における成功率のデータは存在しない

不動産投資の成功率をデータで示した不動産会社や公的機関はありません。

そもそも、不動産投資の成功や失敗を投資家本人は把握していますが、それを公的な機関に報告する義務はありません。

また、公表したいという人も多くはないでしょう。

もちろん、投資の結果である利益については、確定申告で申請する必要がありますが、これは成功率データとは異なるものです。

そのため、成功率データは存在しないといえるでしょう。

「成功」=目標をどうするかで成功率が変わる

不動産投資の成功率を一概に数字で示せない理由には、何をもって「成功」とするのかが一人ひとり異なるという点もあります。

収支がマイナスにならなければ成功という人もいるでしょう。

反対に、数百万単位で利益を上げることが成功という人もいるものです。

不動産投資の目標によって成功がどうかも異なるため、成功率を正確な数字で示すのが難しいと言えます。

目標別成功率一覧

正確な数字で示すことは難しいですが、成功しやすいかはある程度把握することは可能です。

ここでは、成功のしやすさとして不動産投資の目標別の成功率について見てみましょう。

不動産投資の目的成功率
生計を立てられるだけの収入を得る10%以下
キャッシュフローが長期的にプラスである20%~30%
相続税対策50%以上
副業収入の確保50%
節税効果や生命保険代わり・年金代わり70%以上

目的によって成功のしやすさは大きく変わってくるものです。

不動産投資の目的が、生計の確率や収入のプラスといった、多くの不動産投資家が目的とする収入に関する目標の場合は、一般的に成功率が低くなる傾向があります。

しかし、副業としてや相続税対策としての成功率は上昇するので、不動産投資自体の運用が難しいとは言えないのです。

自分の不動産投資の目標をどこに設定するかで、成功率も大きく異なることを理解し、運用計画を立てることが重要と言えるでしょう。

不動産投資のメリット

不動産投資のメリット

ここでは、不動産投資のメリットについて見ていきましょう。

メリットには、次のようなことがあります。

  1. レバレッジを利かせることができる
  2. インフレに強い
  3. 節税効果が高い

メリット①:レバレッジを利かせることができる

レバレッジとは、少ない労力で大きな利益を上げる、いわゆる「テコの原理」のことを言います。

不動産投資の場合は、「少ない投資金額で高い収益を得る」ことです。

具体的には、自己資金+借入金額でより高い家賃収入を得ることと言えるでしょう。

不動産投資では、金融機関から借入して物件を購入する方法が一般的です。

例えば、自己資金1,000万円で利回り10%の物件を購入する場合を見てみましょう。

1,000万円の物件を購入した場合、利回り10%なので家賃収入は年間100万円です。

それに対し、自己資金1,000を頭金に2,000万円を借入、3,000万円の物件を購入した場合、利回り10%なら家賃収入は年間300万円となります。

このように、同じ利回り10%でも収益は3倍に跳ね上がるのです。

単純に自己資金に対する利回りをみると、借入した場合は30%と高いレバレッジ効果があるといえるでしょう。

ただし、借入時の利息や家賃収入によっては、レバレッジが逆の作用をもたらす可能性もあります。

例えば、2,000万円借り入れた場合の利息が12%なら、年間の利息だけで240万となり、家賃収入300万円から差し引くと利益が80万円となってしまうのです。

レバレッジ効果を利かすには、借入の条件や物件などを見極める、シミュレーションしたうえで判断するようにしましょう。

メリット②:インフレに強い

不動産投資は、インフレに強いというメリットがあります。

インフレとは、物の値段が上がり、お金の価値が下がる状態のことです。

インフレ時には、預金や国債などはお金の価値が下がるため不利な状況になります。

それに対し、不動産は「物」という現物資産でもあるため、価値は上がります。

また、得られる収入である家賃収入も上昇する傾向にあるのです。

反対に、ローンの借入金の価値は下がるため実質的な返済額が目張りします。

このように、不動産投資はインフレに強いという特徴があるので、インフレ対策として不動産投資を一定割合で組み入れるとよいでしょう。

メリット③:節税効果が高い

不動産投資のメリットには、節税効果が高いという点もあります。

不動産投資では、所得税・住民税の節税が可能です。

これは、不動産投資の利益である、不動産所得は他の区分の所得と合算・相殺できます。

そのため、不動産所得をマイナスにして本業の給与所得と相殺させることで、課税対象となる総所得額を減らせられるのです。

例えば、不動産所得が200万円の赤字で、給与所得が300万円の場合、相殺した100万円が課税対象となります。

このように、課税対象額が減ることで、掛かってくる所得税・住民税が減額され、節税効果が見込めるのです。

また、不動産投資では相続税対策になるというメリットもあります。

相続する資産に課せられる相続税は、現金は額面金額が評価額となりますが、不動産は不動産評価額を用いられ、市場価格の70~80%ほどになるという特徴があるのです。

仮に、1億円を相続する場合、現金であれば1億円に対して相続税が課せられるのです。

一方、不動産の場合は、不動産評価額である8,000万円に対して相続税が課せられるのです。

このように、相続税対策としても不動産投資は大きな節税効果が見込めるといえるでしょう。

不動産投資のデメリット

不動産投資のデメリット

不動産投資にはデメリットもあるため、デメリットを把握したうえで投資判断することが大切です。

デメリットには、次のようなことがあります。

  1. さまざまなリスクがある
  2. 必要な初期投資額が大きい
  3. すぐに売却できない

それぞれ見ていきましょう。

デメリット①:さまざまなリスクがある

不動産投資は、投資である以上さまざまなリスクがあります。

不動産投資での主なリスクには、次のようなものがあります。

  • 空室リスク
  • 家賃滞納リスク
  • 金利上昇リスク
  • 災害リスク
  • 事故リスク

それぞれのリスクをゼロにすることは難しいものです。

しかし、対策して最小限に抑えられます。

それぞれのリスクに対策し、戦略をしっかり立てることで、万が一の場合でも、立て直せるようになるのです。

リスクに応じて対策は異なりますが、次のようなポイントを押さえておくとよいでしょう。

  • 損切りルールを決める
  • リスク分散
  • 出口戦略を立てておく

とくに、初心者は出口戦略や損切りができずに不動産投資が失敗するというケースがあります。

いくら損が出たら、空室が何か月続いたら、というような損切りをきめることで損失を大きくするのを防げるでしょう。

また、複数の不動産を所有することでリスク分散も可能なので、検討することをおすすめします。

デメリット②:必要な初期投資額が大きい

不動産投資では、物件を購入するため、必要な初期投資額が大きいというデメリットがあります。

物件によっては、数千万や数億という場合があるでしょう。

ただし、基本的には金融機関からローンを組んでの投資になるので、必ずしも高額な資産が必要というわけではありません。

物件によっては、頭金不要のフルローンで購入することも可能です。

デメリット③:すぐに売却できない

「不動産投資はいざとなったら現金化できる」ということを耳にした方も多いでしょう。

確かに、不動産という資産を購入するので、売却して現金にすることは可能です。

しかし、簡単に売却できるわけではないので注意しなければなりません。

不動産売却となると、不動産会社との契約から販売活動・買主との交渉・売買契約・決済と早くても3ヵ月ほど掛かるのが一般的です。

そもそも、売却するには買い手がいることが前提なため、買い手が見つからなければ売却自体できない可能性もあるでしょう。

また、売却できた場合でも売却金額によっては損失が大きくなる可能性もあります。

現金化できるものの、必ずしも必要なタイミングで必要な金額でできるわけではないので注意が必要です。

不動産投資の成功率を上げる方法

不動産投資の成功率を上げる方法

不動産投資する以上、やはり成功したいものですね。

ここでは、不動産投資の成功率を上げる方法として、次の3つを紹介します。

  1. しっかり勉強する
  2. 信頼できるパートナーを見つける
  3. 物件選びやローン選びに妥協しない

その①:しっかり勉強する

不動産投資には、さまざまな知識が必要です。

知識もないまま不動産投資をスタートすると、不動産会社のいいように物件を買わされてしまって失敗、という可能性もあります。

また、利回りやキャッシュフローの知識がなければ、収益を上がられる物件の見極めが難しいでしょう。

税金の知識がなければ、高額な納税で結局損が出てしまう可能性もあります。

このように、不動産投資では、不動産や税金・法律・投資などの多くの知識を必要になるものです。

投資するのは自分であるという意識を持ち、自分で判断できるように必要な知識をしっかり勉強することが重要になります。

その②:信頼できるパートナーを見つける

不動産投資では、不動産会社が重要なパートナーと言えます。

不動産会社は、会社によって強みや不動産の種類も異なるため、最終的な収益にも大きな差が出てくる可能性があるのです。

少しでも条件のより不動産を購入できるような不動産会社を選べるようにしましょう。

また、不動産投資していると不動産会社だけでなく、管理会社や不動産投資会社、金融機関、リフォーム会社などさまざまな業者との掛かりも出てきます。

それらも、信頼して一緒に不動産投資を進められるような業者を選ぶことが重要です。

その③:物件選びやローン選びに妥協しない

不動産投資では、物件選びは重要なポイントです。

そのため、しっかりシミュレーションし納得いくまで時間を掛けて選ぶ必要があります。

とくに、良好物件は競争率が高く簡単には契約できないでしょう。

しかし、だからと言って簡単に妥協して手頃な物件を選ぶのはおすすめしません。

不動産投資での物件選びは成功に直結するものです。

後から公開することがないように、慎重に選ぶ必要があります。

また、ローンも金融機関によって異なります。

借入しやすいからと言って高金利のものを選んでは、毎月の返済額が負担になる可能性もあるでしょう。

ローンは、たった数パーセントの金利差でも最終的に大きな差額になるものです。

こちらも慎重に判断して契約するようにしましょう。

まとめ

不動産投資の成功率や上げるポイント、不動産投資のメリット・デメリットについてお伝えしました。

不動産投資の成功率は投資目標によって異なるため、一概に数字で示すことは難しいものです。

不動産投資のメリット・デメリットを把握し目標を定めたうえで、適切な物件選びやパートナー選びをすることで成功率をあげられるでしょう。

この記事を参考に、不動産投資の成功率について理解し、自分にとっての成功目指して投資してみましょう。

これから不動産投資を始めるという方は、以下の記事をご覧ください。

【初心者向け】不動産投資の始め方!7つのステップで徹底解説!

続きを見る

マンションの売却や買取なら不動産情報サイトMANSION COLLECTのTOPへ戻る

この記事を書いた人

逆瀬川勇造

30代男性

資格:宅建士、FP2級技能士(AFP)

地方銀行、不動産会社を経て金融や不動産関連の情報をお伝えするフリーライターとして活動しています。
実務で得た知見を活かして、記事を読まれる方の困りごと解決に役立てられたらと考えています。

-不動産投資